合意に至れない場合には合意形成のレベルを下げてみる
なかなか合意形成ができない場合があるに"合計形成のレベルを下げる"アプローチがあります
もちろん合意形成する内容によって下記のアプローチを使えない、使うと問題になる場合もあります
期間を限定してみる
ある取り組みを始めるかどうかでなかなか意見がまとまらない時、「まずは1週間だけやってみるのはどうか?」という期間を限定にしてそのレベルで合計形成を作っていきます
1週間よりずっと長い(時にはそれがどれくらいかわからない)状況では合意はできないけど、1週間という短い期間の間、それに取り組むなら合意に至ることもあります
その期間の後に検査、評価しやすいようにどのような切り口で検査するのかといったことや、どうなったら(大まかな方向性として)継続/止めるのかといったことを事前に決めておくことも工夫の1つです
一度やってみて、その後に検査、評価をして、意思決定をアップデートすることができます
賛同するレベルを変えてみる
期間ではなく、賛同するレベルを変えるのも"合意形成のレベルを下げる"アプローチの1つです
積極的な賛成や同意はできないが、誰かがそれに取り組むことには同意できる(=邪魔しない)というイメージです
この邪魔しないスタンスはその時の状況を前に進めるには役に立つこともありますが、そのスタンスがあまり長期にわたると関係性や関わる人たちのモチベーションに影響が出る場合もあります
前述の「期間を限定してみる」と組み合わせて使ったりして、賛同するレベルを(わかったことなどを元にして)アップデートできる機会を用意してというのも工夫の1つです
合意形成までの時間を短くしてみる
合意形成のための時間を短く設定してみるというのも1つです
30分ではなく5分で合意形成をしてみようと取り組んでいきます
「もし5分で合計形成できない場合にはどのようにする」ということを先に決めておくのも1つです
制限時間を設けることで、必要なことに集中して話すようになったり、合意形成までに時間がかかるBestな案ではなく、早く合意形成に至ることができるBetterな案を見つけるといったことも起きます
意見を表明するにはファイブフィンガーを使う
このような状況だと、みんなの意見を表明するためにファイブフィンガーを使うことも多くあります