マネージャーになったらまず「見える化」と「表明」を
新しくマネージャーになった人がやった方がいいこと、やるべきことはたくさんあります。
その中でも、自分がよくオススメしているのが以下の2つです。
自分の行動を見える化すること
自分の考えを表明すること
これらはどちらも、本質的には「相互信頼の作り方」に関係していると思います。
マネージャーはチームメンバーから見ると、チームの中にいない分、"見えない存在"になりやすいです。だからこそ、意図的に相互信頼を設計していく必要があります。
行動の見える化 → 「何をしている人か」がわかる
考えの表明 → 「どう判断する人か」がわかる
この2つが揃うことで「予測可能性」が上がります。そして、予測可能性が上がると、人は安心して関われるようになります。
自分の行動を見える化すること
マネージャーになると、チームで一緒に手を動かしていた頃と比べて、「何をやっているのか」が周りから見えにくくなります。
マネージャーにしかできない仕事が増えたり、チームとは違う時間軸や場所で活動することも多くなります。その結果、「あのマネージャー、何をやっているのかわからないなー」と思われがちです。
こうした状態が続くと、関係の質に変化が出たり、距離が生まれたりします。これは関係性に関わらず、構造的に起きやすいものです。
これを防ぐために、自分の行動を見える化することをオススメしています。
たとえば、マネージャーとしてのバックログを作り、「見ようと思えば見える」状態にしておくことです。
もちろん、すべての内容を公開できるとは限りません(マネージャー特有のセンシティブな内容もあるため)。 それでも、「何に取り組んでいるか」だけでも見えるようにしておくと「あぁ、こんなことに取り組んでいるんだな」と理解してもらえるようになります。
自分の考えを表明すること
マネージャーになると、多くの場合、評価をしたり、チームの方向性について意思決定したり、他部署との調整や交渉を行う立場になります(望む・望まないは別として)。
そうなると、チームメンバーからすると「この人はどう考えるのか?」がとても重要になってきます。
考え方だけでなく、その背景にある価値観も、判断や行動に大きく影響します。
一方で、影響力のある人の考えが見えない状態だと、人は言葉にしづらい不安を感じます。
「こういうことを言ったらどう思われるだろう?」「この行動は評価されるのか?」
こうした不安を減らすためにも、自分の考え方や大事にしていること、価値観を表明しておくことをオススメしています。
また、単に表明するだけでなく、それについてチームメンバーと対話することで、お互いの理解を深めていくのも良いと思います。
まとめ
新しくマネージャーになったときにやってみてほしいこととして以下の2つを書いてみました。
自分の行動を見える化すること
自分の考えを表明すること
自分がマネージャーとして取り組んでいる活動、行動をチームメンバーに見える場所に公開して、それを伝えてみる(もちろんその意図も含めて)のはどうでしょう?
これは少し自分と向き合う必要がありますが、自分の考えを書いて表明してみるのもいいと思います。この表明は最初から完璧でなくてもいいですし、書き足していくスタイルでもいいです。なんならまずは3つの箇条書きといったことから取りかかってみてチームメンバーと話してみてください。
#マネージャー