プロダクトロードマップを「現時点では、この時期にこんな状態になっていたい」という目標と考えてみる
このメモは?
伴走先のPdMと「プロダクトロードマップづくりとその運用」について話したトピックの1つです
プロダクトロードマップを「現時点では、この時期にこんな状態になっていたい」という目標と考えてみる
プロダクトロードマップは「現時点では、この時期にこんな状態になっていたい」という目標です。時には希望と呼ぶこともあります。どんな体験や機能を届けると目標に近づけるのかといったことに強い確信を持てないことも多いです。
なので「この体験を届けると目標は実現できるのか?」という観点より「どうすれば我々は目標に近づいているかということがより早くわかるか?」といった発見したことや学んだことといったフォーカスした問いをすると良いかと思います。
一方、問いばかりでは進まないこともあるので、小さく作って届けて体験してもらいフィードバックを得ることも必要です。なをどのように作ることで、最小限の手数でわかりたいことが(少しでも)わかるようになるのか?といったことを考え実際に提供して検証します。
ある行動変容を増やしたいために小さく届けて体験してもらったとして、その期待通りの行動変容が実際に見られ、数字が十分にカイゼンする割合はそんなに多くありません。もちろん実験の精度や状況にもよりますが体感的に3〜5回に1つくらいですかね。
そのため、小さく素早く作って届けて期待する行動変容が起きなくても、ムダでも手戻りでも失敗でもありません。
「今回の実験で何がわかったのか?そのわかったことを元に次にどんな手を打つのか?」に向き合うことが大切です。