なぜ自分が"コミュニティの人たちと支援先の現場の人たちが出会う"場をやっているのか?
私は定期的に"コミュニティの人たちと支援先の現場の人たちが出会う"場を開いています(平たく言うと呑み会です)。
なぜ、こういう場をやっているかの理由を書いてみます。大きくは2つです。
1. 自分が楽しいから
まずはシンプルに、自分が楽しいからです。私の(違う文脈で)知っている人たち同士が話すことで、どんな会話をして、そこからどんな化学反応が生まれるのかを見るのが好きです。もちろん自分も刺激を受け、考え方をアップデートしたり、新しい視点を得たりできたりするのは、自分にとっても価値があります。
もちろん、1対1などもっと少人数でより濃い話をじっくり話すのも好きです。でも、これまで会ったことのない人たち同士の初めての組合せの人たちが、お互いの背景や文脈を知りながら、生まれる“化学反応”や“偶発性”に面白さがあり、そんな瞬間を見れるのが楽しいわけです。
2. 現場の人たちに社外コミュニティの人たちを知ってほしいから
もう1つの理由は、支援先の現場の人たちに、社外コミュニティにいる人たちを知ってほしいという思いです。
私が参加することが多いアジャイルコミュニティには(当たり前ですが)さまざまな人がいます。
普通にサラリーマンをやっている("普通"ってなんやねんって感じですが)となかなか出会わない良い意味でクレイジーな人たちもいます。いくつになっても、毎日(それこそ土日も)コードを書き続けてOSSにも貢献している人、単著を出して自分でビジネスもやっているプロダクトマネージャー、組織を変えるために日夜いろいろなところに出没して人と人を繋いだりして踏ん張っている人、そして私のように外部から支援しているアジャイルコーチなど。そうした多様な人たちと出会って話し合うことで、自分の考えが揺さぶられたり、新しいやり方を知ったりするきっかけになると思うのです。そして現場に戻って、自分たちのやり方、考え方をアップデートしたりするきっかけになればいいなと思っています。
そういうこともあり、こうした場を定期的に開きたいと考えています。人数は10人以内、できれば5〜7人くらいが理想で、お互いに自己紹介しながら、自分のコンテキストや課題、話したいことを出し合って、ゆっくり話せるような場をつくりたいと思っています。
願わくば、この場で出会った人たちが、私抜きでもつながりを持ち、また別の場で対話を重ねていってくれたら嬉しいなぁと思います(リアルが難しかったらオンライン雑談でもいいかなと)。そうして新たな関係や発見が生まれていくことが、自分としても嬉しいです。だから、こういう場を開いているというわけです。