"抱え込まずに声をあげる"のはマネージャーに必要なスキルの1つ
このメモは?
ある現場のマネージャーと話した「"抱え込まずに声をあげる"のはマネージャーに必要なスキルの1つじゃないかな」という話題の雑なメモです。
"抱え込まずに声をあげる"のはマネージャーに必要なスキルの1つ
マネージャー職に必要なスキルの1つに"抱え込まずに声をあげる"というのがあります。
マネージャーにはいろいろな方面から多種多様なリクエストがやってきます。その中には今の自分のスキルでは対応できなかったり、今の自分のパワー(使うことのできる時間や他のリクエストとの兼ね合いなど)では対応できないこともあります。
このような時に声を何もあげず、助けを求めず、自分一人で抱え込んでなんとかやろうとするマネージャーがいます。
マネージャーにやってくるリクエストの中には「なんらかの対応をしないと大きな問題になる」ものもあります。大きな問題とは、プロジェクトに大きな影響が出る、組織の運営が止まってしまうなどです。
そのため、いくら抱え込んで一生懸命やったとしても、結果として対応できないと、プロジェクトが止まったり、組織の運営が滞ったりします。
組織の鼓動を止めないためにもマネージャーはリクエストを抱え込むのではなく「これは今の自分にはできないよ」と声を上げることが、プロジェクトや組織が継続的に活動し続けられることにつながります。
声をあげやすくするには?
「声をあげよう」と言われても自分から声を出しづらいかもしれません。
そのアプローチの1つに"日頃からの見える化"があります。
マネージャーに届いているリクエストやそのリクエストに取り組んでいるタスク、その順番などを見える化しておきます。
こうしておくことで、抱え込んでいる状況を周りの人がわかり、マネージャー本人が声を上げなくても、周りがサポートの動きをしやすくなるかもしれません(だからといって、マネージャーが"声を上げる"のをしなくていいというわけではありません)。
もしマネージャーが声を上げたとしたら、そのマネージャーと同じチームのメンバーや関係者は少なくともその声に反応(リアクション)することが望ましいです。
もし無反応、無関心、無視といったようなことが何度か起きると、そのマネージャーは声を上げてもムダと考え、声をあげることを止めてしまいます。