postalkで働く上で大事にしたい3つのこと
無自覚に付けたタイトルだが、案外このテーマで書きたいことがたくさんあることに気づく。
そもそも、ぼくにとって文章を書くというのはサウナにいくよりも運動するよりも重要なことである。しかし、筆が遅いので、書きたいことがあるうちが華なのだ。枯れてしまう前に書いちゃおう。
一緒に働く上で大事にしたいことは3つある。ひとつは健康だ。当たり前ではあるんだが、風邪ひいているのに働くなんて論外だ。休みをとりやすい会社にしたいし、休むのに理由はいらない。なんなら先ほど一時間の昼寝をした。面白い文章を書く上で重要な一時間だからだ。
体とはやっかいで、自分自身でも気づかない病が潜んでいる。ぼくは一社目のスタートアップをやっていたころ、うつ病のような症状に苦しめられた。とにかく孤独だったし、福岡に戻った時、空が灰色に見えた。あんな景色は誰にも体験させたくありません。
健康と関連してだが、麻雀とは判断力を鍛えるゲームでもある。麻雀と将棋の違いは定期的に書いているが、判断力の観点においても違いがあるようにおもう。どちらにも判断力は求められるが、1対1の将棋と1対Nの麻雀では判断量と質が違う。また、順番通りにことが進むとも限らないからだ。どちらがゲームとして優れているかの話ではないのだが、将棋はどれだけ深く何手先を考えることが重要で、麻雀はどれだけ先であっても18回しか積もれない。もちろん、それが何セットも繰り返されるので、先々のことを考えているわけだが、何が配られるかわからないので、手配を開ける瞬間までなんともいえない。麻雀をオカルティックにを解釈する方が現れるのはこういうところなんじゃないかと思う。本題に戻るが、麻雀は判断力が鍛えられるし、yo3.iconにとって麻雀は毎朝の判断力を測るパラメーターになっている。マジでなんでこれ書き足しているんだろう。 ふたつめは、イキイキと働けること。正直、会社をやっているとめんどくさい作業はたくさんある(領収書をspreadsheetに書く作業なんて、早くAIが奪ってくれ)。だけど、ぼくならば知的な欲求というか、これをやっているとワクワクするんだよね〜っておもえることがとにかく大事なんだとおもっている。正直にいえば、postalkはトラクションがすごいわけでもないし、お金が潤沢にあるわけでもない。だけど、面白さにはこだわっている。こんなにリスキーな会社でも面白そうだと感心を持ってくださるだけでもありがたいのだが、ここなら面白そうなことができるとおもってもらえることが大前提だろう。それに人間は面白いことならば、続けられる。弊社のミッションは、「考える」をもっと娯楽にすることなんだから。 もちろん、仕事自体が退屈でさっさと家に帰ってゴロゴロしている方が幸せなんだという方が多いことはわかっているが、できれば仕事にもやりがいを見出せるならば、こんなにいい人生はないんじゃないかと三十歳になってようやく気づいた。
これまた余談だが、大学時代に居酒屋でアルバイトをしていたことがある。当時はしんどくてしかたなかったが、今から振り返れば全力でやればよかったなとおもえることが多々ある。接客とは素晴らしい仕事だ。世界にはぼくが想像できないけれど、たくさんの方が働いてくれているから、この文章が書けている。仕事は辛いこともあるけど、決して無駄じゃないんだよって二十歳の自分に教えてあげたいです。
三つ目は、新しい提案ができることを目指したい。
正直、これは現時点ではできていないので展望なのですが、ぼくは面白いか面白くないかの一元論で考えている人間だ。だから、面白い話に飢えている。それなのに、弊社はまだpostalk以外のことはできない。すれはスタートアップだから当然しかたないのかもしれないが、こんな状況から脱したいと心の底から考えている。 また、新規事業に限った話ではなく、会社にオフィスグリコを置こうとか、読書会をやろうとか、なんでもいい。一緒に働いてくれるみんながやりたいなとおもったことを応援できるような、そんな会社を目指したい。いつだって面白いことは最高なんだから。 最後はただの意思表明になってしまったが、ぼくたちは健康に気を遣って、ワクワクする仕事ができる組織を目指している。
ただ、スタートアップだから、とんでもないスケジュール感で進めることはあるし、急激に人と業務が増えることもあるだろう。だけど、それにも理由はある。postalkは世界中で長いこと使われるサービスを目指しているからだ。小さなチームで大きな仕事という考え方もあるが、ぼくはスタートアップという積極的に前へ出て戦う方を選んだ。 なぜならば、postalkはメジャーなツールになりえるとおもったからだ。いろいろなホワイトボードツールはあるが、エクセルで振り返りMTGをやったり、パワーポイントをホワイトボード代わりにしているIT企業はたくさんある。ぼくたちは21世紀の働き方を大きく変える存在になるため、今日も頑張って働きます。