野狗子と薬師

────────────概要────────────

2XXX年、人類は絶滅しかけた。

残ったのは、神の啓示にも似た自然と、打ち崩れていく人類の矜持だけ。

もう数百年間、世界は壊れかけたままだ。

壊れていることが当たり前の世界で、それでも微かに人々は息をしていた。

息をし続けるために、明日を迎えるために、世界を壊さないために。

そのためにあなたは、犬と散歩をする。

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❒舞台

終末架空セカイ

❒目安時間(RPにより変動あり)

50~65時間(ボイセ)

❒人数

2人(2PL)or1名(KPCとのタイマン)

❒推奨技能

各HO秘匿に記載

❒推奨PL

・ RPが好きな人

・ NPCと関わるのが好きな人

・ 架空舞台や終末世界を散歩したい人

・ 長期にわたってキャンペーンで遊びたい人

・ 名前のつかないような関係性が好きな人

・ 小説のような描写・進行が好きな人

・ 探索者がどんな目に遭っても楽しめる人

・ 情報量が多いと嬉しい人

・ とにかくRPが好きな人

❒PL注意事項

■以下の要素を含む場合があります。■

猟奇的な表現 / 実在する病気の取り扱い / 動物虐待

差別・社会問題　/ 歴史上の人物・出来事・戦争

PCへの行動・感情の示唆 / NPCとの関係の付与

その他シナリオによるPCへの設定・過去の付与

PvPが発生する可能性あり

※犯罪、殺戮、戦争、世界滅亡を助長/推進する意図はありません。

※シナリオ内に記載されている学説などは、素人によって書かれたものであり専門性の高い文章ではありません。

あくまでフィクションであり、物語に没入するためのフレーバー要素になります。

※この物語は全てフィクションであり、実在する森羅万象と一切の関係はありません。

❒ハンドアウト

▼HO1

野狗子　‐　やくし

▼HO2

薬師　‐　くすし

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❒導入

遠い昔に世界は一度壊れかけたのだと、誰かは言う。

当時の人口のおよそ3/2が死に絶えた。

その後も流行り病のパンデミック、秩序の崩壊による犯罪の横行、

自然災害等々——

目を覆いたくなるような悲劇が人類を襲った。

残されたのは、叡智の結晶である文化遺産と、か細く命を繋いだ僅かな人類。

対照的に、建築物を飲み込むように大きく育つ自然と、我が物顔で街を闊歩する動物たち。

こ れ が

あ な た に と っ て の

「 セ カ イ 」 だ 。

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❒配布ページ