Webexでの板書
目的
Webexでのミーティングやオンライン授業で画面への書き込みを可能にし、共有する。
背景
iPad ProをSidecarで接続してApple Pencilを使ってみたが、自分の感覚的には看過できない遅延があった。(Webexのannotate機能を使った場合)→これとは違う方法を探る。
iPad Proは、会話とビデオ送信に使いたい(書き込み用には使わない)。
オンライン授業を円滑に進めるために、ひとつのツールの役割を増やして授業中に換装作業をするのはよくない。
書き込み用のタブレットが必要。もう1台 iPad でもいいが、スキル習得の機会と捉えて液晶タブレットにしてみる。
使用するツール
ハード
プレゼンテーション
MacBook Pro
液晶タブレット Wacom Qintiq 16
話者
iPad Pro
ソフト
Webex Meetings
Webex Training は実装が古く、画面共有時にメインスクリーンしか共有できないのが自分にとっては致命的。
Webex Meetings でも出席者リストは取れる。
利用者が圧倒的に多いせいだと思うが、アプリが使いやすい。
参加者のリアルタイムのフィードバックを得にくい。
Slack併用? 実況と質問
Keynote
Deskscribble
macOSの画面に落書きできるアプリ。マルチスクリーン対応。Keynote対応。Wacomタブレット対応。
Keynoteプレゼンテーション中に書き込む方法
MacBookとQintiq 16はミラーリングしない。
発表者スクリーン:MacBook
プレゼンスクリーン:Qintiq 16
Deskscribble のPreferences(Displayペイン)でKeynoteのプレゼンテーションを投影するスクリーンを書き込み先に選択しておく。
以下、順番を守るのも重要。割と面倒。
セッション中に操作したいウィンドウは発表者スクリーンに置く。プレゼンスクリーンはDeskscribbleでの書き込み中はいじれなくなる。
Keynoteのファイル
Webex Meetings のメインウィンドウ
Webex Meetings のセッションを開始。
プレゼンスクリーンの共有を開始。
Deskscribble の Presentation modeを on にする。(option + コマンド + P)
Keynote のプレゼンを開始
Keynote の画面をWacomペンでタッチする
いったんプレゼンテーションが解除される(Keynoteが最前面でなくなる)ので、再度、Keynoteを最前面にもってくる(コマンド+タブ etc.)
これ以降は、Wacomペンで書き込んでもプレゼンテーションが解除されることはない。