ymmpとymmtには絶対パスが記録されている
プロジェクトファイル (.ymmp)とテンプレートファイル (.ymmt)にはPCでの絶対パスが記録されています。
ymmp, ymmtの保存先のパス
使用している素材ファイルのパス
そのため、個人情報が含まれるパスにこれらのファイルを保存すべきではありません
たとえばUserフォルダ内に保存したymmp, ymmtを配布するとWindowsのユーザー名が公開されてしまう
対策
Userフォルダ内にymmp, ymmt, 素材ファイルを保存しない
公開されても問題ないユーザー名を使う
パスを修正する方法
プロジェクトファイルの場合
ymmpをメモ帳で開く
Ctrl+Fで検索ボックスを表示して、:\\と検索する
最低でも1個は見つかる
検索で出てくるパスを例を参考に修正する
上書き保存する
code:修正前の例.json
{
"FilePath": "C:\\Users\\名前\\Desktop\\プロジェクトファイル.ymmp",
"SelectedTimelineIndex": 0,
"Timelines": [
~~~略~~~
"Items": [
{
"$type": "YukkuriMovieMaker.Project.Items.ImageItem, YukkuriMovieMaker",
"FilePath": "C:\\Users\\名前\\Desktop\\画像素材.png",
~~~略~~~
code:修正後の例.json
{
"FilePath": "C:\\Users\\公開されてもいい名前\\Desktop\\プロジェクトファイル.ymmp",
"SelectedTimelineIndex": 0,
"Timelines": [
~~~略~~~
"Items": [
{
"$type": "YukkuriMovieMaker.Project.Items.ImageItem, YukkuriMovieMaker",
"FilePath": "C:\\Users\\公開されてもいい名前\\Desktop\\画像素材.png",
~~~略~~~
テンプレートファイルの場合
ymmtの拡張子をzipに変更する
zipを開いて、中にあるcatalog.jsonを適当な場所にコピーする
catalog.jsonをメモ帳で開く
プロジェクトファイルの場合での例を参考にパスを修正する
上書き保存する
catalog.jsonをzipに圧縮する
圧縮したzipの拡張子をymmtに変更する