互いに素な整数
定義
$ a, b \in \mathbb{Z} が次を満たすとき、$ a, bは互いに素という。
最大公約数$ \gcd (a, b) = 1 ($ \Leftrightarrow a, b は共通の素因数を持たない) 性質
$ a, b が互いに素ならば、
$ ax + by は整数全体を動く。
$ ax \equiv ay (\bmod b) ならば$ x \equiv y (\bmod b)である。
ここまでは逆も成り立つ
$ ax + by = c は整数解を持つ(ベズーの等式)。 例
$ \gcd(5, 7) = 1
$ 5 \cdot 3 + 7 \cdot (-2) = 1
証明
$ \gcd(1, a) = \gcd(a, by) = 1
$ \gcd(1, b) = \gcd(b, ax) = 1