職場のダイバーシティーとアクセシビリティー技術トレンド
https://gyazo.com/643de2157a801af4532016d8a29a7afa
アメリカツアー2019
渡米補助
テキサス州オースティン
かつて暮らしてた
2008年ごろ、SXSWでTwitterがやっていた頃
カルフォルニア州アナハイム
CSUN Assistive Technology Conference
2019年で34回目開催
以前はAnnual International Technology And Persons with Disabilities Conferenceという名前
支援技術
障害者の機能を補うための技術を扱う最大規模のカンファレンス
3/11~16まで開催
ワークショップが2日間
6セッション
意外と高い
2セッション$200くらい
カンファレンス本体が3日間
基調講演
聴覚障害者
手話で講演、リスピーク(手話通訳)で発表
ポケットにプレゼンマウスがある
リアルタイムキャプションが流れた
General Sessionsと呼ばれる各種発表
1コマ40分のセッションが3日
400セッション
事例報告、成果発表、最新動向の報告、研究発表など
いくつかの企業は部屋を会期中占有
大規模な展示会
展示会は無料
おおよそ122社
支援技術ベンダーの製品展示
ユーザーテストの被験者リクルーティング
サービス紹介など
ハッカソンなどの関連イベントも開催
参加者5000人(らしい)
視覚障害者が数参加
盲導犬に足踏まれたりする
車椅子ユーザーも多いが減った印象?
展示の地図
案内ツアーもある
点字もあるが浮き出し文字のほうが信用あった
個人的な印象
セッションは玉石混淆
おもしろいのもつまらんのもある
今はセッション途中で出るのはできるが入ることができなくなった
未知の情報は少ない
普段おいきれていない分野を聞きに行ってみよう
普段専門分野として取り組んでいない分野が面白い
展示居合では実際に製品で触れられるので有意義
早期申込で515ドル
参加セッション
選定方針
興味がわいたもの
自分が知らないことがありそうな分野
普段連絡とりやすい日本人が出なそうなものは避ける
無理に参加せず展示会も見る
分類
AI関連
全体的に現状のサマリーが多かった
Seeing AI
AI for Accessibility
雇用、日常生活、コミュニケーション&コネクションの改善を目指す
5年間で総額2500万ドルの支援プログラム
視覚障害者の遠隔サポート
英語圏のみ
様々な情報を活用してオペレーター支援
15,000人のうちに150人がトレーニングを終了してオペレーターとして活動
残った1%がオペレータとなる
AIがオペレータに必要な情報を判断する
ユーザーが接するのはオペレータのみ
人:6とAI:4にする
提携企業の店内などでは無料に利用できる
セッションそのものはAI活用の現状のサマリー
QuickbooksのユーザーのAira利用を支援
視覚障害者の個人事業主が事業を営めるようにしようという姿勢
理数系教育関連
STEM Education関連の取り組みはそれなりにある感じ
LabQuest 2
様々なセンサーをアクセシブルに利用できる視覚障害者対応
MATLBのアクセシビリティ改善
グラフィクス
触地図自動作成システム
TMAP
サンフランシスコのライトハウスによるサービス
希望の場所の縮地図用データをオンデマンドで提供
新潟大学渡辺研究室とよく似た取り組み
民間に移して継続的にサービスとしてやれているのがすごい
ViewPlus社の点字プリンターに最適化されたPDF
点字出力を請け負える人/組織のディレクトリー作成を計画
点図ディスプレイ
APHとOrbit research
Graphiti
https://www.youtube.com/watch?v=lfH3gSpcHlw
現在試作段階
60×40ドット
表示フィルターを内蔵
リフレッシュの速度が速い
どのようにアクセシビリティに取り組むようにしたか
Duo Security
SSO, 2FAの製品を展開
単純に使えない人が出るのはまずいだけの十分な理由
フルリモートで働く全盲の人の話
Pearsonという教育関連の取り組みをする企業
雇用にあたっては個々にニーズに合った採用プロセスや労働環境は違うというのを強調している
当事者=専門家
AmazonでInternal Accessibility担当者の話
候補者は同時に顧客の可能性が高い
人材の多様性が良いプロダクトにつながる
障害が理由で雇用できず、他社に有能な人材を奪われたくない
社内で利用しているツールのアクセシビリティの確認と改善の取り組み
VoiceViewのアクセシビリティに取り組む全盲エンジニアが居る
QA部門に全盲スタッフが居る
それ以外にも全盲スタッフがいる(ユーザーテストなどに関わっている)
製品や仕様に関する動向
Voice Assistantが英語だけだったのが欧米言語に対応していっているらしい
「日中韓はどうなんだ」って聞くと「フィードバックありがとう」だったそう
知らないことはほとんどなかった気がする
BBCによるクローズド・キャプションの文字サイズに関する発表 高解像度の画面が普及したことでキャプションの文字の最適サイズがかわったのではないか?
Web上でマルチメディア再生に用いるプレイヤーで実験
キャプション表示直後に文字サイズ変更のUIが出た
しかしほとんどは使われなかった
デフォルトのままで使われていた
肝心な部分はやはり人力
Ultra TestingにQAテストを外注している
そこでアクセシビリティの問題が見つかる
自閉症スペクトラムの人が多く働くソフトウェアテストの会社らしい
Slackのエンジニアの中にも全盲の方がいるらしい
展示会
知っているところは少なかった
ほぼ視覚障害系、点字ディスプレイしか見てなかった
ブース一覧
複数行の点字ディスプレイ
プロトタイプ版をAPHが開発
40マス×9行
モーターを使っているピンの駆動方式
リフレッシュは遅め
携帯用ではない
$2000程度で今年中くらいに販売したい
周囲にある物体やテキスト、人についてユーザーに音声で情報を伝えるアプリ
数字とアルファベットの部分が6点入力
そのほかファンクションキーやaltキーなどいろいろあるキーボード
BrailleNote Touch
独自のスクリーンリーダーを搭載
6点キー、またはタッチスクリーンで操作可能
タッチスクリーン上でも6点入力可能
低価格点字ディスプレイ
6点20セルで$515.50
磁石を使ってピンの駆動方式を採用している
インドで開発
衝動買い
Tap
ウェアラブルキーボード
https://www.youtube.com/watch?v=H8ntt2JHOho
2020/3/9の週に同じアナハイムで開催予定
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中根さんの中での「追いきれていない」分野はどのへんでしたか
聴覚障害
肢体不自由
学習障害
アクセシビリティガイドラインも強化されてるし注目してもいい
Amazonの「社内で利用しているツールのアクセシビリティの確認と改善の取り組み」についてもう少し補足願います
具体的に何やってるかは言ってくれなかった
内製しているのもあるし外部のベンダーのものを買ってる
問題があったときに「これを使う必要あるのか」と導入に関して徹底的に話す
CSUNの参加者の中で視覚障害者の割合が多いのにはなにか理由がありますか?
物を触れられる
若いエンドユーザーが減っている印象
ネット上で情報得られる
地元のディーラーで触れられる
日本企業の展示出展とかセッションでの発表はあったのでしょうか。
企業
立体コピー機
発表者
植木さん
新潟大学渡辺先生
他
Amazon に務めたくなりました?(行っちゃいやだ)
自分の使命は障害者が働けるところを1つでも増やすこと