全体のためにみっともない姿を見せる勇気
@ShinShinohara: 私達は、機械の取り扱いが分からなくて困ってる人を見ると「そこはこうした方がいいんじゃない?」「ちょっと貸してみ」と言いたくなる。分からなくて困ってる人を見ると自分がやってみたくなる本能があるらしい。この本能が動く時は観察力が増し、理解力も飛躍的に上がる。
@ShinShinohara: ならば指導者はうまくやる必要はなく、うまくできなくてモタモタしてる様子を見せた方が子どもの観察力が増し、仮説力も動き出し、事態の理解が進むのでは?と考えている。それ以来、うまくやってみせる気負いがなくなり、「あれ?どうするんだっけ?君、見当つく?」とか言って任せるように。
@ShinShinohara: 肝腎なことは、指導者が難問を見事に解いて見せて「先生すごい」と言ってもらうことではない。肝腎なのは、生徒の中に観察力が生まれ、理解力が増進し、解決しようという意欲を生み出すこと。そのためなら、こちらがみっともない姿を見せても構わない。
@ShinShinohara: 「教えねばならない」という呪縛からいかに離れ、子どもたちが自ら動き出す能動性が生まれるようにするか。そこに意識をシフトすると、子どもの心が動き出す。指導者が能動的になっても仕方ない。子どもが能動的になることこそ、指導者の目的のはずだから。
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