THE UI EXPERTS - AIとMCPの現在地
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https://the-ui-expert.peatix.com/
Storybookの情報をMCPサーバー化する
Storybookの情報をMCPサーバー化する - Speaker Deck
岩松 尚太
株式会社LayerX
バクラクのUI開発
複数プロダクト展開、UI/UXの一貫性
爆速開発、半年に1個のペース
フルスタック開発
UIエキスパートでなくてもUI開発できるようにしたい
デザインシステム
ガイドライン
デザイントークン
アイコン
UIコンポーネント
UIパターン
Storybookで管理している
昨今の開発
AIによる開発が当たり前になっている
MCPの登場によりAIが外部リソースを利用できるようになった
UIコンポーネントを使ってくれない、独自の実装になってしまう
社内デザインシステムをMCPサーバー化したらUI実装が爆速になった
Ubieを参考にした
デザインシステムMCP
利用可能なコンポーネントや使い方をMCPサーバーから提供する
コンポーネントの情報は多いので全部突っ込むと不必要な情報が多くなる
MCPだと概要→詳細とドリルダウンっしていくので必要十分な情報を参照できる
プロンプト
FigmaのURLを渡す
AI側で詳細な動きをドリルダウンしていく
MCPの内部実装
Storybookをデータソースにする
資産を活用する
ソースコードをそのまま返すのは大変
Tools
コンポーネント一覧
サイドバーにある情報を返す
詳細情報
react-docgen-typescriptでメタデータをパースして返す
使用感
UIの再現度は70点くらい
座標情報を間違えてそう
UIコンポーネントやデザイントークンの使い方は比較的精度高め
UI以外の情報(インタラクション)を伝えるのが難しい
日付フォームだからDatePickerで判断するのは難しい
今後の展望
AIが理解しやすい情報設計
AIによるデザインレビュー
星5つで評価してもらえる感じに
catからはじめるUI MCPサーバー
catから始めるUI MCP - Google Slides
よしこ
株式会社ナレッジワーク
段階的実装記録
前提
社内ではUIコンポーネントがnpm packagesとして整備されていた
Storybookのカバー率高め
MCPサーバー基盤もあった
addToolで登録していく
利用フローの想定
引数modeで一覧、詳細
実装1
catで最小限実装
catで一覧を返す
モノレポ構成だったのでパッケージを参照しやすい
Storybookファイルをcatで提供する
これだけでもきちんと使ってくれている
Gemini 2.5 Proが選択するのが上手
課題
Propsが渡せていない
Unionだと何を渡せばいいのかわからない
tokenが無駄になった
実装2
Props型を提供
ts-morphでファイル解析
Props型が取れるようになった
課題
コーディング精度が落ちる
いくつかの例を示すプロンプト(few-shot prompting)になっている
実装3
Storyの提供
token数は増えたが動作には問題ない
知見
人間が読みやすいフォーマットで返している
構造化するならxmlでよさそう
ドキュメントではなくMCPを使うのか
SSoTをどう的に参照できる
必要な情報はそこにある
追加情報が必要なら人間が書くべき
やりたいこと
インプットがスクリーンショットなのでFigmaにしたい
Playwright MCPを活用して自動修正までできるように
デザイナーはMCPとどう向き合うか
向 晃弘
ファインディ株式会社
ファインディのMCP x UIの話
Lo-Fiプロトタイプの作成に使っている
Curosor
VSCode + Cline
MCP
Notion
GitHub
Filesystem MCP
プロジェクトフォルダにフォルダが生成されてmdが生成
ローカルに設置したTokenやReactコンポーネント情報を元に作られる
Lo-Fi作成まで3倍早くなった
企画からLo-Fiまでは高速化できたがそれ以外はできてなかった
大量の文脈との扱い
文脈をどうマネジメントしていうのか
Contextとどう向き合うか?
10万Tokenは使える、100万もいけそう
どの文脈で使われているかわからない
出来上がった後に何を参照したのかを聞いている
なんでもかんでもぶち込んでいいわけではない
だれがマネジメントするのか?デザイナーの使命
あらゆる文脈を扱えるようになる
デザインシステムと生成AIの相性について考える
デザインシステムと生成AIの相性について考える - Speaker Deck
sosukesuzuki
Ubie株式会社
Ubie Vitalsというデザインシステム
デザイントークン、Reactコンポーネント、アイコン集が含まれる
OSSで公開
課題
Cursorを使った開発
Ubie Vitalsのことを知らない
適切に使ったUIを構築するために手直し・書き直しが必要
施策を打つチームとUI実装が開発のボトルネック
Ubie VitalsMCPサーバー
社内に公開
TypeScriptはコンテキストを読んでくれる
インターナルに配布、npx経由でローカルで実施
社内デザインシステムをMCPサーバー化したらUI実装が爆速になった
UI実装が2~3倍早くなった
MCPが出る前に生成AIとデザインシステムは相性がいいのでは?という仮説があった
解空間を狭くできる
HTMLとCSSができることが多い
目的に会うように道具の表現力を弱くする
品質の境界をシフトレフトできる
ユビーっぽい
MCPサーバーを構築することは(現時点において)手段として有用である
MCPサーバー以外で有用なものがでるかもなのでキャッチアップしていく必要が必要
クロストーク
出力確度・提案精度を上げるコツ
Figmaに依存してしまう
整ったものをつくるのはどうする?
デザインシステムに則ったStack、Flexの命名をちゃんとするとマシになった
人間だと思って接した方がいい
ちょっと違う動きがしたら誤解の余地があるなとわかる
ドキュメントを整備しておくとAIも使ってくれる
MCPをやるなら何から整備をしていくといいのか
何をしたいのか、会社・目的次第
ボトルネックとなっているところを叩いてみる
今まで自動でできたことの固定概念を取っ払ってみる
AIアプリ自体に無茶をさせてみる、実現してもらいたいことを壁打ちしてもらう
どういうデザインデータであると実装しやすいか
デザインする時にも開発を知っておく必要がある
UIライブラリを使っていく(巨人の肩にのる)
やるべきこととやらないことを明確に分けていく
粒度を決めておく
プロトタイプをつくるなどの領域を広げていくやり方が必要
セキュリティについて
リスクがある状態を認識して使っている
Denoを使ったほうがいい
2025-05-12