デジタルプロダクトにおける「デザインシステム」導入と運用
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アーカイブ(3:12:55〜)
サイボウズ株式会社 開発本部 フロントエンドエキスパートチーム / React Japan User Group Organizer デザインシステムをやり始めたきっかけ
ヤフーは各サービスと共存させる(できる)デザインシステムをつくっている。
壮大!yamanoku.icon
freeeはwebUIの一貫性を揃えるためにスタート。一緒に生産性も解決させたい。
サイボウズは「これは価値がありそう」ということでデザインシステムの勉強や議論をしている最中
ヤプリはCTOが1人ですべてつくった
やばいyamanoku.icon
ただ開発も混迷を極めてきていろんな思想が定まってきてなかったので、統一をしていくためにデザインシステムを導入している
ウチと似てるなぁyamanoku.icon
どういったものを大事にしてデザインシステムをつくっているか?
ヤフーはミニマムのものから(コンポーネント単位)をつくっていく
作ったけどそれは使われるのか?という視点が大事
freeeは使う人が迷わないように作ろうとしている
あわせてユーザーがちゃんと使えるかが大事
サイボウズはkintoneというカスタマイズ性の高いサービスなので、ユーザーが迷わない、情報の受け取りを個人差で損ねないようにする。 ヤプリは世の中やビジネスの形が変わってきてもそれに耐えれるように作る。ほどよいゆるさでつくる。
どうやってはじまった?どうはじめようとしているか?
freeeは許可をとらずに勝手に作り始めた
スタイルシートを何回か作り直しはしてたけど頓挫していたのでちゃんとやりたいよねってなった
サイボウズはやっていき手を探している。燃えてくれる人。薪をくべる人募集中。
ヤプリは混沌としたUIに関する課題意識より
画面を分解して徐々に初めて行った
ヤフーはデザインシステムがサービスごとで乱立していったので統一できるように考えていた。
デザイナーのトップの方が課題を共有、有志で集まってスタート。
専任チームはあるのか?
ヤフーのデザイナーは兼務で参加している。いろんなサービスの思想をまとめていきたいので。
freeeは専任チームで4人
なので各所での旗振り役を増やしている。みんなでつくっていくをやっていきで増やしていく。
サイボウズは開発、ブランディング、マーケティングなど様々な分野の人が参加している
ヤプリはデザインシステムの専属チームは居ない。片手間に運用・管理している状態。
こういうコンポーネントがあったらいいのでは?という議論がJIRAでされていて、そこから落とし込まれてきて実装されている 規模感としてはドキュメント残さずコメントベースでなり立ててる。
どこで主にやり取りしているのか?
freeeはymrlさんがSlackでエゴサしている 相談会(こういう画面で作ってみたらいいのですか?)も実施している
ただシャイでなかなか言ってくれないのでこっちから絡みに行ってる
サイボウズはsakitoさんが入ってきてからkintoneでデザインシステムのスペースを確立。そこで興味がある人が少しずつ入ってきて盛り上がってきている ツールのフィードバックを改善の場として設けている
会社全体で改善していく雰囲気はある
導入しての難しいところ、泥臭いところ
ヤプリ
色が白めなのでマーケティングの資料として色飛びしてしまっている。
絶賛改善しようとしている
ヤフー
作ったよ!っていっても導入してくれない
使ってもらうように地道に話をしにいってる。コミュニケーションを取ってる
freee
昔から画面はデザインシステム導入のコストが高まってしまう。使えないコストでPMから嫌な顔をされなくもない。
でもエンジニアがバグが減ったり生産性がどんどん上がるよ!って援護射撃してくれるので助かってる
サイボウズ
海外の見たら「無理では?」とおよび腰になる
ただkintoneの色を減らしていく(130色くらいあった)、カラー変数を決めていく、フロントエンド改善をしているといった地道に下地を整えていっている とにかく慎重に考えている。デザイナーのエゴでユーザーが困惑してはいけない
課題・これからやっていくこと
ヤフー
なのでミニマムでやっていってる
サービスに導入してもらう
使われないと意味がないのでどう入れてもらうか考えている
freee
ちょっとした調整を入れるときに何をしたらどうなるかがわからなくなってきた
フットワークが軽くなくなってきたからこその課題
サイボウズ
そもそも作ってないので作りたい
ユーザーのためのものを作れるようにしたい
ヤプリ
プロダクト自体が変化の途中。新しい概念がきた時にどうするかができていない
フローをしっかり確立させていきたい