すくすく!子育てエンジニアMeetUpが自分を救ってくれた話
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エンジニアの肩書があるくせに、今回自分はあまり技術的な内容を語れない感じです。
しかも自分語り多めな感じです。
よろしくお願いいたします。
娘、誕生
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2016年3月に我が大山家に待望の女の子が産まれました。 歳を重ねるに連れて涙腺がゆるくなるとは言いますが、出産に立ち会って無事生まれるまでの間に3回も泣く人間はあまり居ないんではないんでしょうか。
ともかく喜ばしい出来事で我々夫婦はもちろん、身内・知り合いからお祝い・祝福の言葉をいただくなどありました。
1週間後に退院して家に帰ってきた妻・娘を迎えて自分自身は「やっていくぞ」スピリッツみたいなものが芽生え出しました。
しかし…
何もできていない自分
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おそらく通常であれば共働きの状況において、お互いのやるべきことや役割分担などを決めるなどがあったのでしょうが、ウチでは妻が妊娠するにあたり、これまでやっていた派遣を辞めて、専業主婦として家に居る状況でした。
だからこそなのかもしれませんが、自分自身は産まれてから1年近くは子育てに「直接」関与できていませんでした。
間接的なこととしては、必要なものの買い物や諸々のセッティング手伝い、ミルクを作ったりというのはやっていたのですが、それ以外の娘に直接触れることはすべて妻まかせとなっていました。
当時の社内福利厚生として男性の育休制度は確立されていなかったため(現在は一週間付与の制度になりました)、自分は労働に徹して妻に子育て含めてそれ以外をやってもらう状況でした。
この時無理にでも時間をつくってでもやるべきだったのですが、最初の段階から娘と密に接せなかった時間があり、自分は親として・家族として何もできていない心境となって辛かった時期がありました(もちろん妻側もほぼ1人で対応をして大変なのですが…)。
すくすく!子育てエンジニアMeetUpの存在を知る
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そんな中、Twitterで子育てをしているエンジニアのMeetUpがあるという情報を見ました。 概要として
家庭・育児で大変ななにかをエンジニアリングで解決・サポートできないか?というのを共有し合うために開催に至ったMeetup。
開催時間が早い(アルコールなし)
家族にその日のうちに情報共有したいという思い
子連れ・土曜開催も計画中
主催者はそれぞれ別の企業に所属しているので特定の企業に依存しない
今の自分にとって「どうやっていくのがいいのか」が分かるのだろうかという、一抹の不安と少しの期待がその当時ありました。また、2018年の個人目標としてとにかく興味が出たらそこに足を向けてみるというのがあり、参加するボタンを押しました。
記念すべき第1回目では、どちらかというネイティブアプリエンジニアが参加者・登壇者で多かった感じです。
ただ、自分はどちらかというとWeb、フロントエンドエンジニアなのですが、職務関係なしに為になる・面白い話がありました。
家庭内の問題をプロジェクト化してKPTを回して解決していく
自作の育児管理アプリ開発話
育児タスクのカンバン管理してみる
参加レポート過去2回分の詳細は以下にリンクとして貼っておりますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。
下手でもいい、自分なりにやろう
自分はこのMeetUpに参加してみて、自分でも何かしら貢献できることはあるのでは?と勝手に勇気づけられました。
知見を聞けたのもありますが、各家庭の親御さんがどう言うふうなアプローチができるのかどうかという体験談を聞けた点において。
MeetUp後の興奮をそのままに、社内LTでも家庭内やっていきを宣言してきました。
妻は非エンジニアであり、機械などに頼らずとも割となんでも自己完結できるスーパーウーマンなので、あんまり自分が提案することを受け入れてもらえたり・導入してもらえることはありませんでした。
ですが「こうした話があった」「こういうことをやっている」「これはどう?」という話題をもって、育児や家事のことなどに徐々に参加できるような形になっていけました。
今でこそ妻も労働を再開して娘も保育園に通えるようになり、昔のような妻任せにはできなくなったので家のことでの役割分担を明確化していきました(ゴミ捨て・風呂掃除・娘の散らかした部屋片付け・ペットの世話・在宅時の登園補助など)。
自分はパソコン扱う以外は圧倒的な不器用を発揮するので妻からは心配されるのですが、それでも一つ一つやっていかないことには分からないこともあります。
父親として未熟な所が多いのですが昔と違うのは、まだまだやれることはあると分かり、多少なりとも自分がやることに自信が持てるようになったことだと思います。
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今はもう使われてませんがTrelloを用いた食材管理などをやっていた時期もありました 同じ境遇の人を救いたい
そしてその際に謝辞を述べさせてもらいました(以下全文抜粋)。
https://gyazo.com/3b9e10a15d6caf9be61b93ec3548669f
https://gyazo.com/f8a0871c8588c2aec43d2e08433fc1ce
もちろんMeetUpの方が意図的に自分を助けてくれたということはなく、こうした謝辞自体が主催者側は寝耳に水だったと思います。ただ、自分はこのMeetUpに参加できたおかげで心理的に助けられたと思っているのでありのままの気持ちを述べさせてもらいました。
子育てしつつ労働もするパパ・ママたちの環境というのは、少しずつ改善はされていきてはいるものの、まだまだ恵まれているものではないと思います(理想を言えばキリはありませんが)。
そんな中でもし自分と同じ境遇だったり自信がつかないパパ・ママが居たら、自分が直接でも間接的にでも、その人達の背中を押してあげるようになりたいなと思いました。かつての自分がMeetUpにそうしてもらったように。
そんなすくすく!子育てエンジニアMeetUpの次回開催はまだ未定ですが、興味が湧いた人は是非参加してみてください。