para-tree versioning
今, ヴァージョン管理の基本はおおよそツリーである.
管理対象がある程度方向性が見えてきた時点ならばこれでよい.
しかし, かなり初期の本当に試行錯誤を繰り返している時期にはツリー状のヴァージョン管理は馴染まない.
例えばソフトウェアで, 何 (言語, フレームワーク, 基本的な考え方, ...) で作るかも決めずに, とりあえず作りながらいろいろな「何」を試しているとき.
ヴァージョンが進んでいるわけではないので, ひとつのツリーにはできない (し, したくない. 負荷が大きすぎるし, 行ったり戻ったりが気軽にできない).
前にやったヴァージョンをまたやりたくなる (それは分岐か? 違う. 並列に存在する) ときに心理的負荷を上げたくない.
例えば物書きで, 書く内容, 構成などを決めずにとりあえず書きながら決めようとしているとき.
そのようなときでもヴァージョンは管理したい. そうすると似たような名前のリポジトリ (何とか-1, 2, とか) がたくさんできてしまう