ブレイン-マシン・インタフェースについて調べた
資料
用語
脳とコンピュータと繋ぐインタフェースのことを Brain Machine Interface ( BMI ) と呼ぶ。
脳に電極を繋ぐことを侵襲的、脳を外から観測することを非侵襲的と呼ぶ。
脳に電気信号を入力することを感覚入力型 BMI 、脳の電気信号を受け取ることを感覚出力型 BMI と呼ぶ。
電気的信号を媒介する BMI をエレクトリカル BMI と呼ぶ。
化学物質を媒介する BMI をケミカル BMI と呼ぶ。 ( 研究用途に使われる )
脳科学をニューロサイエンス、脳科学の工学的応用をニューロテクノロジと呼ぶ。
2007年
10年前は脳活動からニューロンのイベントを記録し、イベントから脳活動の逆算について研究している。
イベントはニューロン変化のタイミング, 選択性, 変化量で構成される。
重要なのは計測機の性能ではなく、逆算のアルゴリズム。
ニューロンのイベントデータはオンラインで公開されている。
その為、アルゴリズムの研究では実際にデータを計測する必要は無い。
この時点では脳活動の基礎研究が十分ではなく、まともな BMI は存在しなかった。
マウスカーソルを動かすことは出来たが、それは極めて限定的な状況に限っていた。
2017年
抽象的に脳内の心的イメージを読み取る研究も盛んに行われるようになる。
ユーザが念じてコンピュータを操作するのは心的イメージを読み取る研究が基盤になる。
近年では BMI を利用したゲームや、文字入力等の開発も行われている。
心的イメージの読み取りは中国が比較的強い。
脳に映像を送り込む「バイオニックアイ」と呼ばれる物も開発されている。
感想
10年前は医療目的で研究されていたが、近年ではエンタメ分野での研究も活発そう。
MR + BMI で何も触らずにインターネットにアクセスしたい。
最近流行りのディープラーニングとかでニューロンのイベントの算出精度も上がってそう。
Facebookも開発に参加しているあたり、今後AmazonとかGoogleとかも入るんだろうなぁ。
BMIはAI並にバズりそうな単語だと思った。
webサービス作って金持ちになったら BMI の研究開発がしたい。