人類圏の平衡状態
異なる統制のレベルを採用した複数の集団が共存する状態が平衡なのでは無いか?
A: 身体と平等性による統制
AI: 主体が認定されないツール or 人間と同等レベルに制限されている
共同幻想: ある
技術: 進展は緩やか。民主主義の前提条件を壊さないことを最優先とする価値観
不平等な能力拡張や寿命延長は大罪
票の平等性、基本的人権の前提条件を損なうため
構成員全体が享受できそうになって初めて許可される
B1: 合意による統制
個体: ソフトウェア主体の存在
完全にソフトウェアとして生きていたり、ロボットだったり、半分生身だったりする
個体が使えるリソースや個体を生み出すことは社会によって制限されている
不死が認められるかどうかはそれぞれの集団の文化に依存する
AI: 意志を持たないツール、もしくは人間と同じレイヤーに存在する
共同幻想: ある
技術: 進展をよしとする。社会を持続可能にするための制約を課す
社会の意志決定: なんらかの公平な意見集約・意志決定システム
B2: 自由市場による統制
個体: 何でも良い
リソースは何らかの競争的・絶対的ロジック (i.e. 資本主義)によって決定される 自由市場の強制のためのシステムが存在する
これが無いと富の集中によりCになる
強制が強いとB1になる
共同幻想: ない
技術: システム(法)を破壊すること以外は何をしても良い
社会の意志決定: 市場原理に従う
C: 無統制 (無法)
個体 = 社会
共同幻想: ない (そもそも社会と見なせない)
様々な形態が存在する、最も高い多様性を持つ
ただの生物
神的な存在
完成した独裁社会
各集団は物理的な(暴力の)均衡により安定する。
allianceも存在する
A-Bの関係の時間遷移
2023年現在: Aしか存在しない
?: Aの中でBの価値観・技術が生まれる
?: A-Bが併存する (Aの方が強い)
BはAの統制の中で成長する
AはBをよく思ってない
AがBに対抗するためには人口を増やすしかない
Aは健康に、「生産的に」生きることを強いる社会になるだろう
A-Bの小さな紛争は継続する
?: Bは地球圏に興味が無くなって、そこでAを凌駕する力を得る
ただ、Bの出自はAなので、BからみてAは保護地区のような扱いになる。滅ぼす必要が無い
Bはエネルギー資源を太陽に切り替え可能。Aはそうでは無い (自然環境を必要とする)。
Aが外宇宙に生存圏を広げることは無い。なぜならBに資源効率で必ず負ける、かつA-Bは文化的に相容れないから。
Aの一部は意志決定を民主主義からシステムに変更することでいつの間にかB1になり得る。
xyx.iconが住みたいのはB1の社会だし、B1にいち早く到達することを善だと考えている。
楽園追放のディーヴァはB1の政治がうまくっていない状態