意識
多分2つの要素がある
情報処理
"主観"のon/off
麻酔と睡眠にかかわるニューロンを特定したという論文 (2019)
感情
との関係
汎用人工知能プラットフォームとしての人工意識
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別の考え
いわゆる意識とか意志と呼ばれているものは、以下の意識a~意識dの複合体である
意識a
入力と記憶から、何らかのreward functionに基づいてアクションを決定し続けるシステム
これは脳がある生物には全てあるし、極めて原始的な神経系の生物(e.g. C. elegans) や機械にもある いわゆる「システム1」で、無意識
意識b
意識aの振る舞いを、実際にアクションせずにある程度言語化・イメージできるようになった状態
意識aがアクションの他に、「アクションの記述を行う」というアクションを取っている状態
これが可能かどうかはハードウェア依存だ
「アクションの記述」が実際の入力と同等以上の重みをもっていること
これもハードウェア依存だ
これが共同幻想を持てるかどうかということなのでは? 人間が現実を見ないモードに陥りがちなことと表裏一体なのではないか
これは後天的に獲得するもの
たぶん人間しか持ってないし、人間の一部も持ってない。
「ある程度」がどの程度かも人によって全然異なるだろうし、これが100%になることもない。
いわゆる「システム2」
意識c
意識a,意識bの振る舞いをある程度長期的にalign出来ている状態
いわゆる価値観や人生観がある状態
まだ特定のハードウェアに縛られているので、死とともに消滅する
意識d
意識a~cを死後・他人も含めて長期的にalignできている状態
意識cを他者にも適用可能なバランスで持っている状態
この時点で個体のハードウェアに依存せずに意識が実行可能になっている