工作環境の進化
xyxが工作するときの作業環境が三世代ぐらいあるのでそれぞれの思想を振り返る
間はあんまりハードウェア触らない時期 & 引越とかが重なってる
第三期/現在 (2026年頃)
主力
3Dプリンターー (FDM) x2
デジタルオシロ
思想
循環と身軽さ
物体のライフサイクルを考える
購入 -> 使用 -> 破棄
(長期プロジェクト or 標準化された設計)で継続的に使うことが分かってない限り部品在庫を持たない
on-demandに購入、余りは管理せずに処分
1ヶ月超えるプロジェクトは全部にID(名前)を振る
データと物理をちゃんとjoinできるように
「(送料とか数量割引で) 安いから使わないけど多めに買う」をしない。都度注文する。
失敗・予備は事前に織り込んでおく。買ったからには「どうせ余ったら捨てる」という気持ちでaggressiveに破壊的に使って速をとる
PCBAやCNC加工はできるだけ外注
物を持ってる目的を決める
難しいやつでもとにかく物の存在目的を決める
「記念品」(すごく厳選)
「動画用」(ターンテーブルで動画撮影して処分)
「インスピレーション用」 (見やすい場所に保管)
...
目的不明な物は全部処分する
ストレージ: 取り出しの速さ
コンテナ: オリコン, gridfinity
階層化
0: デスク - 1: デスクから手が届く棚 - 2: 長期保管用、の三階層に別れている
gridfinityは0,1,2全階層
オリコンは1,2
取り出して使う
「全てを近くに置く」は無理なことを悟った
仮に土地が広くても作業で汚染されたりするので分けた方が良い
デスクは必ず1時間以内に片付けられるように
大きいもの、細かいもの多種を作る場合、先に収納を作る
収納・処分できない物は作らない
階層運用するために同じ物を別の形態で持つ・事前に加工しておく
階層0~1: 片手ですぐ取り出せる・厳選された収納
階層1~2: 圧縮率が高い収納
e.g. 布やすりを事前に同じサイズに小さく切っておく
e.g. セット売りのhex keyで使わないサイズを捨てて、取り出しやすい入れ物を作っておく
テプラが大活躍
複数回使う可能性のある作った物はドキュメントを必ず作る & 型番を振る
何か分からない装置を1年後使うのは苦行 (というか0からやったほうが楽)になるので
情報管理が現物以上に大事
特に製作に再現性がある場合、データ+時間+金、と現物が等価
何の情報を保持すべきか?
第二期ではCADデータ・コードはあるけど仕様書・マニュアルは全く無かった
第三期はむしろマニュアル・外形仕様を重視する (たった数行でもあると全然違う)
再生産しないなら現物はblackboxでも良い
測定器が増えた
精密はかり、マイクロメーター、(DMMとは別の)LCR測定器、定盤など
精度を得るには汎用では無理ということに気付いた
これらは管理を丁寧にする必要が多い & ほとんどは常時使わないので「機材の収納」を真面目に考えるように
消耗品を積極的に使うようになった
キムワイプ、アルコール
ハンドラップ (液体のプッシュ式ディスペンサー)が便利
カッティングマット、瞬間接着剤、吸湿剤、刃物、マスキングテープetc
たとえば:
接着剤を使った後にちょっと出して先の劣化した分を捨ててから収納
ケーブルやテープのヨレヨレになった先端部を捨てて綺麗な状態の部分だけ使う
最初にちょっと多めにカットしておいてデスクにおいて、リール/箱etcはすぐ収納する
作業に失敗する確率を下げれるなら、消耗品を「まだ使える」のに捨てて良い作業状態に保つ方が安い
標準化しすぎない
やりたいことができるのが大事、壮大で綺麗な管理システムを作るのが目的では無い
あらゆる場所で例外を許容できる程度に遊びを持たせる
マキタで困ってないのにハイコーキ買うみたいなことをしない。一方でラインナップに無い必要な充電式ツールがあれば共通化できなくても買う、そういうバランスが大事
階層0
https://gyazo.com/3bdec3a6894b6d05afc785382566f617
https://gyazo.com/a7fefdec02a1089f26408cab9093fe8e
階層1
https://gyazo.com/f2055d9d88ddbcd3cc91969607f0fc72
https://gyazo.com/befe88b8b48d835eec6a20ff76d4bb02
階層2
https://gyazo.com/6fd562979ab52e289b9b77fc934de75d
+ gridfinity化された棚 (キャスター付き)
これは階層1~2を自由に移動できる
第二期 (2018年頃)
主力
3Dプリンター (FDM x1, 光造形 x1)
CNCフライス
(PCオシロ (PicoScope))
思想
何でも作る!
メタルラック、オリコン、部品棚(デスク上)を「共通ストレージ」として使い始める
情報はラップトップ or PCで見る
本もほぼ全て電子化されているので本棚も無し
生活スペースと工作スペースがちょっと分離 (少なくともデスクが別れる)
オリコンのカラースキームは無い (全部たまたま好みで選んだ色)
中途半端な工作機械が多い
リフロー炉、手動射出成形機、etc
部品(電子部品, レジン, etc)を多くストックする発想
抵抗値も20種類ぐらいストックしてた
ブレッドボード、SMD両方
「在庫を見つけられなくて結局買ってる」ことに気付いてSMD部品在庫管理システムを作ろうとするが面倒すぎて頓挫
「生活スペースが汚染されない」を考えている
フライスは防音箱に掃除機と一緒に入ってるが金属チップは結局微妙にいろんなところに行く
第一期と比べるとかなり綺麗だけど、綺麗すぎて速は出てない
NIHシンドロームも「最初から綺麗に作る」も強かった気がする
「全て部品から作るぞ!」&「すべてCADデータを残すぞ!」みたいな
ブレークアウトボード買う代わりにPCB起こしてリフローとかやることが多かった
秋月はほぼ使わない (品揃え少ないから)。だいたいdigikeyかmouser
https://gyazo.com/35609bd538edd7fd4dc92e33e8ee248b
https://gyazo.com/4f015d95b4f932b66659d1f697651baf
https://gyazo.com/6c736eb3c5595ca02451c2edc755e43d
https://gyazo.com/b3439bca4be73281322cf0e5a6d6d27a
第一期 (2010年頃)
主力
手動フライス盤
アナログオシロ
思想
物が多い方が嬉しい、やったー!
ジャンク品が多い (金が無い & 捨てるのが下手)
道具にあった適切な管理とか、消耗品の交換という発想が無い
なんとなく使えたら使う、使えなくてもとりあえず置いておく
情報は基本紙。データシートを印刷しまくる & 大量の手書きメモ
メモは後にスキャンしたが構造化されてないのでただの記念データに
デスクの機材は常設 & 散らかってる
でも細かい作業、金属加工、雑な作業(鋸使うとか)は一応エリアが分離されてる
そうしないとフライスの金属チップがPCに入ったりする!
PCBは時代的にも金的にも無理
ユニバーサル基板で細かい配線をするのが上手くなった
こういうやつ https://gyazo.com/d390299669aabb31d7b4dbbf3ee9503b
cf. https://xanxys.hatenablog.jp/entry/20100715/1279125408 のとき
ChaN氏 (https://elm-chan.org/index_j.html ) リスペクトみたいなところある
生活スペースと工作スペースが完全に混合
https://gyazo.com/653a2ff289c50e887c94fd14742cea1c
https://gyazo.com/17ccd7c247b5b821185836939942e2ff
https://gyazo.com/daf90caa121baa413671460ff2b987bb