ティラノスクリプトで作ったゲームをHerokuにデプロイする
Windows環境での話。
Macなどでも似たようなもんかも。
ティラノスタジオ側でアプリをエクスポートしておく
https://gyazo.com/d24aed7b5bb8ea893d06b1961321b579
設定はゲームに合わせてなんかいい感じで。
Herokuのサインアップ
の「Sign Up」リンクを押して登録をすすめる
今回最終的に Ruby を使う感じになったが、別に other language な設定でも特に問題はない
(gitがPCに入ってない人向け)gitをインストールする
本作業ではgitを使用するのでインストールする必要がある
Downloadしてexe開いて、あまりこの辺詳しくない場合は特に設定変えずに勧めてインストール済ませてしまえばまずはOK。
Heroku上のアプリを作成
ダッシュボードに「Create new app」などがあるはずなのでそちらをクリック
(一度アプリを作成したことある状態なので、ちょっと見た目違うけど new app 的なボタンはどこかにあるはず)
https://gyazo.com/ac9d45573f58856222ae65b351440827
その後、アプリケーションの名前を指定する箇所があるので設定する。
ここで設定する名前はデフォルトのドメイン名になってしまうので、あまり変な名前にすると後で後悔するかも?
HerokuのCLIをインストールする
先程作成したアプリの「Deploy」タブを開き、「Deploy using Heroku Git」の内容に従ってHeroku操作用のCLIをインストールする
https://gyazo.com/c8f5f22838bfef3833d65f8c7ebcf514
Windows環境であれば「Windows」から環境に合わせて選ぶ。
Herokuにアプリをデプロイするための補助ツールをGithubからクローンする
こちらのツールを使用する。
Readme通りにcloneするでもいいが、中のファイル群があればいいのでZipでダウンロードして中身を取り出して使うでもよい
右上の「Code」をクリックし、Download ZIP をクリックするとダウンロードできる。
https://gyazo.com/8d28b2430f17d1f98bcdf9f21066b5a6
Heroku CLIでHerokuにログインする
ここから、Deployタブのページに書かれている各種手順を実行していく。
https://gyazo.com/aaf8709730900eee2249cfb1e5aa38d6
コマンドプロンプトを立ち上げ、以下のコマンドを入力して実行する
heroku login
Enterを押すように促されるので、押下する。
するとブラウザが立ち上がりログインが実行される。
ログインが終わったらそのブラウザタブを閉じる。
コマンドプロンプトに戻るとログインが完了した旨のメッセージが出ているはず。
Herokuからアプリのリポジトリをクローンする
コマンドプロンプトで、どこか適当な作業用のフォルダに移動する。(ドキュメントとか、わかるとこなら)
移動後、以下のコマンドを入力して実行する。
<アプリ名>は先程作成したアプリの名前に置き換えること。
heroku git:clone -a <アプリ名>
正常に進めば<アプリ名>のフォルダが作成されているはずなので、cdコマンドでそちらに移動する。
cd <アプリ名>
補助ツールを突っ込む
先程クローンまたはダウンロードした TyranoScriptDeployToHeroku の中身の各ファイルを、
前の段で作成された<アプリ名>のフォルダにすべてコピーする。
Herokuの設定を変える
(まだ詳細に調査をしていない)
補助ツール側で使用するRubyバージョンとHerokuバージョンが噛み合わず、最後のpush時にエラーが出ることがある。
以下のコマンドを入力実行し、Herokuのバージョンを変えて暫定対処する。
heroku stack:set heroku-18
※同様のアプリ作成ごとに一度ずつ行う必要がある。一度アプリを消して作り直したなどの場合の手順実行忘れに注意すること。
ゲーム本体を突っ込む
<アプリ名>のフォルダ内に、「public」という名前のフォルダを作成する。
その後、ティラノスタジオで出力したアプリのファイル群(dataフォルダ、tyranoフォルダ、index.html)を
すべてpublicフォルダにコピーする。
最終的にこんな感じになる
<アプリ名>フォルダの中
https://gyazo.com/9619a02d6b91969428bf850ed5331ba8
publicフォルダの中
https://gyazo.com/95f6fdcb69da37f31c38febc48eb3d13
コミットする
コマンドプロンプトでの現在位置が<アプリ名>フォルダにあることを確認し、以下のコマンドを入力実行する。
git add .
これで、現時点でフォルダに入っているすべてのファイルがコミット対象になる。
次にコミットメッセージを適当に記載して実際にコミットのコマンドを実行する。
git commit -am "適当なコミットメッセージ"
エラー無く終わればOK。
プッシュする
最後に、以下のコマンドを実行してHerokuへプッシュする。問題がなければHeroku側での処理が走った後、プッシュが完了する。
git push heroku master
Herokuの設定を変えた影響等もあり色々とWarningが出るが、エラーが出てなければまずはOK。
動作を確認してみる
Herokuのダッシュボードからアプリを選び、画面右上の「Open App」を押す。
正常にデプロイできていればゲームが起動される。
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ひとまずの初デプロイはここまで。
以下は更新作業が必要な時や状況に応じて。
内容を更新したい時
publicフォルダの中身を一旦全部消して、エクスポートしたファイル群を入れ直す。
その後、「Heroku CLIでHerokuにログインする」やってから
本ページの「ゲーム本体を突っ込む」の段から「プッシュする」までをやれば更新できるはず。
公開を停止したい時
特に何も設定してないとずっと全体公開状態のため、もし特定のタイミングまで公開したくなかったり一時的に公開を停止したい場合はメンテナンスモードに入れる。
アプリのSettingsタブにメンテナンスモード設定があるので、そちらをいじる。
画像の状態になっていればメンテナンスモードとなっており、アプリを開いてもメンテナンスページが表示されるのみとなる。
https://gyazo.com/a9f79208c7d1aa707bfa356a55610d14