lubing
lube (潤滑剤) を塗布すること。
フローチャート
https://i.redd.it/dczstqpk8re11.png
(from Krelbit's post)
手っ取り早く知りたい人は
キースイッチ ベストプラクティス – recompile keys
(実際ベストかは自分でご判断下さい)
道具
スイッチオープナー
/self-made-kbds-ja/キースイッチオープナーを参照のこと。
なくても精密マイナスドライバーでこじ開けられる(ただし基板から外した状態のみ)
ピンセット
ステムやスプリングをつまみながらlubeを塗る
逆作用ピンセットがあると便利
ステムホルダー
https://make.dmm.com/item/978245/
ピンセットよりはこちらの方がステムの保持がやりやすい
片手で使うのはちょっと難しい
ジェムホルダー
AliExpressやTaobaoで売ってる
片手でステムなどを簡単に掴めて、しかも保持力もなかなか
lubeの種類と適用箇所
オイル、グリス…摺動部およびスプリング
ドライフィルム、PTFEパウダー…摺動部
lubeを塗る場所
摺動部全般。
Walkerstop氏のアルバムがとても参考になる
(ステムにマーカーを塗って実験しており、どこが実際に擦れているかが分かりやすい)
https://imgur.com/a/hijSYcp
上記から引用のおすすめ箇所
共通
下ハウジング左右のレール部分
下ハウジング中央の穴の中
薄く塗るだけでよい、塗りすぎると押下時に空気の逃げ場がなくなり音が出ることがある ("lube farts" と呼ばれている)
上ハウジングのレール部分
リニアの場合
接点のバンプ (ステムと触れる箇所)
ステムの側面すべて
タクタイルの場合
ステムの側面 (接点と触れる部分を除く)
塗り方
筆で塗る
オーソドックスな塗り方
オイルや粘度低めなグリス向き
粘度高めのやつは薄く塗る必要が出てくるので、その他のもので塗る方が塗布量の調節が利く
0や00番くらいの丸筆や、平筆がちょうどよさそう
あまり大きいと筆が含むオイルやグリスの量が多くなりすぎる
その他のもので塗る
マイクロアプリケーターとかシリコン筆とか
粘度高めのオイルやグリスを塗るのに向いている
ステムの動きが鈍くならないように薄く塗る必要があるため
bag lube
袋にlubeとパーツを入れて振る
だいたいスプリングに対してオイルでやる
dip
つまりどぶ漬け
水性のでやるくらいか
lubeの選択
スプリング
粘度高めのオイルが良さそう。
例:
Krytox GPL 103 ~ 105
Krytox VPF 1514
摺動部
→ lubeの選択
オイルの塗り方
Nathan Kim氏の解説動画が参考になる。
GPL105などの粘度高めのオイルは特に薄めに塗ることを意識したい。
グリスの塗り方