読書メモ: コンサル一年目が学ぶこと
コミュニケーション周りでおすすめの本を職場の人に聞いたところ教えてもらった。
新卒から今までコンサルで生きてきた著者が一年目に学んだ方がよいことをまとめた本。一年目ということは一生必要になる汎用性の高いスキルということ。また、周りのコンサルタントにも意見をヒアリングしたりあくまでも個人の偏った意見ではなく、汎用的なスキルという箇所が特製としてみれた。
実際、仕事をやる上での大事なこと(結論ファースト,ファクトで語る,etc...)が書かれており、どこかでは聞いたことがあるが重要性をここで再度確認することができた。ビジネス一年目だけではなくある程度の経験を持った社会人が改めて振り返るという意味でも使える。ただし、新しい気づきはない。一般的にできないとやばいことが網羅されており確認事項としてまとまった本というイメージで間違いない。
以下、印象に残った部分
「無言は理解」ではなく、 「無言は無理解」のサイン。
確かにそう。他にもうまく伝わっていない例として
アイコンタクトしない、別の方向を見ている
「なんとなくわかった」のような抽象的な返答をする
資料をめくって先に進んだのにまだ前の資料を見ている
人間は皆、わからないことに対して何がわからないかうまく言語化できず返答できない、もしくは自分の勝手な解釈を作り上げてわかったふりをする。
ビジネスで一番大事なことは期待値を超え続けること
そのために相手の期待値を知る必要がある。
成果のイメージ
納期
クオリティ
優先順位
また、期待値が高い場合は調整する必要がある。でないと無謀な計画になったり、価値を感じてもらえなくなる
自分は、期待値を下げておくところが苦手意識がある
抽象度が高い仕事をしている人は現場のコンテキストがないので初めから高すぎたり低すぎたりする。
低い場合は高くた方が競合とのコンペで勝てる可能性が上がる
普通にやって叶えられそうなあたりを期待値設定する。
その上、頑張って期待値を超える。納期でもクオリティでも
論理的に話す
ロジックツリーを考える
漏れなくダブりなくのhow
本書では毎朝目に入ったものに対してロジックツリーを組み立てる訓練を推奨している
例えば, 「年100万円を貯める」などの見出しが目に入ったらどうやって100万円を最速に貯めるかという課題に対してロジックツリーを組み立てる
適切なフィードバックが必要。これはgptにお願いしたらいけそう
事実・解釈・アクションを区別する
よくある曇雨傘構文
常に自分の意見を持って情報にあたる
「~は何か?」という疑問を持った時にすぐ検索して答えを見るのではなく、自分なりの仮説を持って答えを見る
仮説思想トレーニングやより答えへの解像度が上がる
フォロワーシップを発揮する
二人目に踊り出す人が大事
一人目を変人からリーダーにする