特別枠
組織やチームの規範に合わない者を特別扱いすること。あるいはそのような扱いのこと。
背景
「合わない者」が介入することがある
メンバーシップ型の組織の場合。マジョリティによって規範、その他常識や空気が形成され、マイノリティがこぼれる
突然変異。心身を壊した、何らかの影響を受けたなどで、突然壊れて合わなくなる者が出現することがある
合わない者を無理に矯正しようとしても悲劇を生むだけであるが、日本は調和性(平等指向)やルール至上の文化が強いため無理な矯正が発生しやすい
例: 皆残業しているのだからあなたも(公然の多様性でなければ少なくとも多少は)残業するべきでは? どうすればいいか
無理して合わさせない
特別扱いする
手段
特別者(特別枠の対象者)にヒアリングする
どういうふうに働きたいか、貢献したいかなど
「自分で主体的に働き方をデザインするか、それができないなら我々に従え」の二択にする
どちらもやらないのはただのサボり、あるいはモンスターであり許さない、と考える
隔離とアダプター
特別者をチームからは切り離し、必要に応じてコミュニケーションを取れるようにする
最もわかりやすいのは特別者とチームの間に緩衝材的人材(アダプター)を置くこと、アダプターを経由してやりとりする
特別者をバーチャルにする
VTuberや「イラスト+HN名」をイメージすればよい
仮想的なキャラクターがロールプレイをしている、という体にすれば心理的に許容しやすい
関連
エイリアンとミュータント
これらを引き入れる場合は、特別枠にすると扱いやすい