当事者助言者モデル
ティール組織の特徴の一つで、意思決定権含む裁量を少数の当事者にのみ持たせ、その偏りや暴走を防ぐための仕組みとして「助言者に助言を請う」ことを必須にする、というもの。 助言について
助言を請う部分は助言プロセスとも呼ばれ、ティールの根幹を成すものの一つ
助言を(一向に・頑なに)請わない者は解雇されるというレベル
助言に強制力はない
最終的に意思決定を行うのは当事者
たとえ幹部や有識者による助言であっても強制は意味しない
例外
会社の存続に関わるクリティカルな事物については、例外的に助言プロセスをスルーすることがある
社長による意思決定で、特に早急の決定が求められている場合など
ただしこの場合も従業員全員を助言者とみなして広く意見を募る・議論させるなどは可能
ネーミング
ラルー本では「助言プロセス」と呼ばれているが、当事者という概念がわからないのと、プロセスというよりはもっと概念的なものとして捉えたかったため、筆者は当事者助言者モデルと呼んでいる
参考