伝達指向性
自分の発した情報(テキストを書いて残すことから口頭で喋ることまで含む)が狙った相手にだけ届くという性質のこと。
高低の定義
狙った相手にだけ届く場合、伝達指向性が高いという
狙った相手以外にも届く場合、伝達指向性が低いという
例: Aさんのみを想定している場合
Aさんと二人きりの密室で喋る
かなり高い
AさんにDMを送る
かなり高い
10人が属するプライベートグループのチャンネルでAさんにメンションする
高い
一方で自分とAさんを除く8人にも見られる可能性がある
そのため通常は(Aさん向けとはいえ)残る8人にも見られる想定で書く
Aさんと二人きりの密室で喋るが、Aさんの口が軽い
低い
Aさんが他の人に漏らす可能性があるため
伝達指向性の因子
閉鎖性 …… 今目の前にいるn人にしか届かない
揮発性 …… この発言は残らない(のでここにいるn人以外には届かない)
伝染性 …… この発言は漏らされない(のでここにいるn人以外には届かない)
知見
だから伝達指向性が弱いとわかると全然発言・発信しなくなる
この人達から引き出したい場合、伝達指向性が高くなるよう設計するとよい