ソロワーク
チームワークの対になる概念で、チームに持ち込まず個人で活動する部分を指すもの。 背景
チームワークは本番試合のようなものである
場や空気が存在し、常にそれらへの踏襲が求められるため
一方、本番試合に対して個人の練習・トレーニングといった概念もある 現代はチームの時代だが、チームワークという本番ばかりが重視されている。個人練習・トレーニングにあたる方はあまりフォーカスされていない
フォーカスが必要だと考える
「ソロワーク」と名付けた
Q&A
Q: 単に一人で集中して仕事をすることですか?
違います
ソロワークとはチームワークを行うために各個人が行う諸々を指します
Q: ソロワークのベネフィットは何ですか?
後述の弊害を軽減できることです
背景、チームワークという本番ばかり行うことの弊害
受動的になる
とりあえず場に参加にすれば誰かが何とかしてくれるだろう、みんなとの議論でまあ何かが出て進展するだろう etc
場当たり的になる
有限の時間内に終わらせるという瞬発的制約があるため、じっくり向き合うことができない
ともすると降ってきたタスクを高速で処理する機械になりがち
本番ばかりだと道具(単なるツールのみならずワークウェアも含む)をメンテする、新しくするといった発想になりにくい。またその余裕もないことが多い
仕事した気になる
人は社会的動物であり、人との交流で満たされる
これはチームワーク(特に一部の会議やワークなどF2Fのコミュニケーション)でも例外ではない
この満足感を誤解し、仕事した気になってしまう
概要、ソロワークの三大要素
自分で自分と向き合うこと
誰にも言えない個人的な事柄やもやもやした感情など「自分のすべて」を知りうるのは自分だけなので、これらを踏まえた思考は自分にしかできない
信頼した相手には比較的開示できるが、それでもすべてではない
自分にとって最適な見解や結論を出すためには、内省を経る必要がある
メンテナンス
自分の体調、自分が使っている道具、自分が抱えているタスクをメンテナンスすること
言語化
チームに持ち込んでコミュニケーションするために言語化すること
ソロワークで生み出したものをチームに持ち込むことでチームワークに貢献できる
持ち込むとはコミュニケーションであり、コミュニケーションのためには言語化が必要
ソロワークを行うとは内省、メンテナンス、言語化を行うこと。
もっと言えば、これらを行うためのやり方・考え方・ツールを知る必要がある。