ステルスプロフィールタグ
プロフィールにつけるタグ(例:#旅行が好き)の一種で、他者からは見えないが、同じタグをつけた人にだけは見えるというもの。
背景
プロフィールを共有する文脈では、よく「プロフィールタグ」が使われる
タグとはXのハッシュタグを浮かべればよい
パワーポイントなどの形でキーワード的に列挙する原始的なパターンもあれば、システムとして作り込んでタグを見ればそのタグを登録している人の一覧が出る、といったものまである
ニッチなキーワードは正直書きづらい
たとえば社員全員に見えているプロフィール欄で、趣味全開や悩み前回のタグはつけづらいだろう
しかし同志とつながりたい、話がしたいという欲求は諦めきれない
そこで一つ考えたのがステルスなタグである
ステルスなタグTは、つけただけでは他者からは見えない
しかし、偶然同じTをつけた人だけは、見ることができる
Tのページに行くと、Tをつけた人全員を見ることができる
これにより「Tをつけた人だけに知られる」という状況をつくりだすことができる
これはたとえば「社員全員に見えている」よりは心理的にずいぶんとやりやすいのではないか
例: 独身論について語りたい、独身のあり方を探求したいAさん
通常、会社では独身であることをアピールするのは難しいことが多い
結婚ステータスは人間性やコミュニケーション能力と結び付けられることが多いため
リテラシーの高い企業の社員なら「そんなことはない」と表向きは言うだろうが、それでも内心は違う。内心が違えば影響も出てくる
こういうときにステルスプロフィールタグを使う
すると、同じく独身について語りたい人や独身を愛する人がやってくるだろう
検討観点
タグの設定方法をどうするか
「独身」だけだと一致しやすいが、細かいニュアンスが異なるかもしれない
「独身論」だと、おそらく誰かが来ることはないだろう
従業員1万人の会社で行ったとしても0件かもしれない
このような塩梅はどうやって決めるのか、どうやって周知するのか?
覗き見をどうやって防ぐか
たとえばその気がないのに独身ステルスタグをつけて様子を見る、といった「覗き」が考えられる
覗きにはどう対処するか?
案
登録したタグはn日間外せないルールにする
ステルスタグをつけた=フリー1on1を申し込んでもいい、というルールにする