🦊リーダブルノードのすゝめ
ComfyUIに限らずノードベースのツールは適当に作っていくとスパゲッティノードになり管理不能になります しかし、綺麗に整理されていればひと目見ただけでなにが起こっているのかが分かるのもノードベースの良さの一つ
※全てnomadoor.iconの独断と偏見であり、全く業界標準とかでもないのであんまり気にしないでください
🪱ComfyUIの処理は一本道
入力された画像がKSamplerで加工されたり、アップスケーラーで大きくなったりして、Save Imageから出荷される…
ノーコードツールに例えられることもあるComfyUIですが、今のところは画像という素材が、ラインに乗っかって加工されるだけのシンプルなものです
👉左から右、👇上から下
視線誘導の有名な話で、人は基本的に左上から右下に向かって順番にモノを見ています F型とかZ型とかいわれるやつです
workflowの流れもこれを守るのが良いでしょう
https://gyazo.com/dd718195c65ae9946b10541e073d157e
シンプルなworkflowでもこの流れに沿っていないとよく分からなくなります
https://gyazo.com/07d5ad2c560577e805439d40d5725936
Hires.fixのためのKSamplerが左上にある
🧵ワイヤを見せる
ノードがどこからどこに繋がっているか、というのはワイヤを見ることでしかわかりません
故にrerouteノード等を駆使してワイヤがなるべくノードの下に隠れないように頑張りましょう
あんまり時間かけるものでもないので程々に…
https://gyazo.com/a72000117795d7f01f0ed90b154da365
これはやり過ぎ
📚場所効率を考えない
こういうworkflowよく見ますね
四角の中に綺麗に収めたくなる気持ちは非常に分かるんですが、視線誘導的にもワイヤを見せる観点からしても最悪です
https://gyazo.com/dec2255ba4046ca65895a5def34aa9a9
🤖変数をまとめすぎない
変数を一箇所にまとめとくと調整は確かに楽なのですが、そもそもなんの変数か分からなくなりがちなので程々に
https://gyazo.com/afa8c3bb0ebe5d5bef31f425777cf406
📁ノードを折りたたみすぎない
左上の◯をクリックするとノードを折りたたんでコンパクトにすることが出来ます
ただし、現状ComfyUIでは折りたたんでしまうとパラメータの編集もコネクタの接続もできなくなります
workflowを編集するために毎回ノードを開くところからスタートするの面倒くささと、コンパクトに出来る利点とを比べると、今のところ面倒くささが勝ちますね
🐣デフォルトのworkflowから始める
メニューのLoad Defaultを押すとtext2imageの基本形が出てきます
ComfyUIユーザーは何度も見てるはずなので、この並びを見つけられれば"おっ、ここでひとまとまりなのね"とすぐ気付けるはずです
ControlNetにせよAnimateDiffにせよ、全てこの形がベースです。これを基礎に家を建てていくのが良いでしょう
https://gyazo.com/d0f5bbce38e850dabd1941d04639c078
🍓小さく、シンプルに
workflowが肥大化すると単純に一回の処理に時間がかかるだけで無く、アップデートによるエラーの確率も上がります
そもそも読めない、人が作ったものならなおさら
分割できるならできるだけ小さくシンプルに保つのが良いと思います
ComfyUIを複数タブで開くということも出来るため、After DetailerやSD upscaleは別のタブで作っておき、生成した画像を読み込んで使うみたいにすると他のworkflowでも再利用しやすくなります 🏳️🌈適切な色付け
ノードを右クリック → Colorsからノード自体の色を変えることができます
同じ機能に関するノードは、同じ色を使うと理解しやすくなります
https://gyazo.com/0bc026c5349cfc48d21ca9041b7106a3
🧑🤝🧑グループ化
色付けによって機能の整理をするようになってからグループ化はあまり使わなくなりましたnomadoor.icon
グループの枠を右クリック → Bypass Group Nodesでグループ内のノードをまとめてバイパスできるので、一画面にworkflowのまとまりが複数あるときは切り替えながら使うこともできます
が、できるだけ"小さく、シンプルに"です
https://gyazo.com/6fbba0c476584fa120e58205bc052df8