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人工言語を自作するにあたって、実用に足るほど包括的かつ、ある程度合理的・効率的な語彙が欲しかったが、造語は面倒だし一貫性がないと耐えられない気質なので(手ずから作ったら延々と修正が続くだろうから)、機械的に生成した。 なお、文法は色々な案を考えたが公開できるほど固まっておらず、自言語は未発表……
WordNet 3.0 の synset(WordNet上の概念の単位)に、 hypernym/hyponym(上位語/下位語)の階層構造に基づいた綴を割り当て、接頭辞の一致から同じ上位概念に属していると分かるようにした。 過剰な接頭辞の重複で綴が長くなりすぎないよう、根本(entity)に近い適当な20弱の synset を起点として、階層を辿るごとに接尾辞を付け足していった。選ばれなかった根本に近い synset には u を根とした綴を割り当てた。 よって synset は複数の綴を持ちうる
綴は
code:layout
wer uio
sdf jkl
zxc mnv
の配列の下、薬指、中指、人差し指による打鍵が滑らかに繋がるようになっている。(前2つの鍵から次に置ける鍵が決まる)
韓文 hangulなら、運指の制限も考慮して規則的に転写できそう? → まあまあできた 打鍵効率最優先の綴がまともに入力できなきゃ意味ないので入力法はある
滑らかさを担保するために次の鍵が制限を受ける直前の2鍵+1の長さ以下の綴を韓文1字に対応させて、前から3文字ずつ分割したものとその残りをそれぞれ転写すればよい。
以下の対応を取った。
1字目 初声
2字目 中声
3字目 終声
但し、c m の初声・終声は不一致。1,2字目の打鍵が同じ手なら릇 믇のような3段型、別の手なら깅 칼のような左右+下型
韓文の綴の形式は /初中終+ 初中 初? | 初中終+ 初中? / となる
下位語が大量にある場合、付け足す接尾辞が2,3文字になりえるため、階層の区切りと韓文転写の文字の区切りが必ずしも一致しないのが残念なところ
作者