Internet Archiveがダウンしていた
Webサイトのアーカイブ図書館を目指す米非営利団体Internet Archiveに複数回のDDoS攻撃があり、日本時間の10月8日からアクセスしにくくなっていた。10日には完全にダウンしている。 Internet Archiveの創設者であるBrewster Kahle氏は米国時間10月14日、「Wayback Machine」サイトがオンラインに復帰したことを「X」(旧Twitter)へのポストで明らかにした。ただし、いくつかの制約がある。 まず、このサイトは暫定的に読み取り専用モードで運用されている。つまり、アーカイブに保存されている9000億を超える過去のウェブページにはアクセスできるが、新しいページをアーカイブに保存することはできない。さらに、Kahle氏によれば、追加のメンテナンスが必要になる可能性があり、その場合は再びオフラインにしなければならないという。そのため、Wayback Machineの利用は当分の間「お手柔らかにお願い」したいと、同氏は呼びかけている。