夢2020-03-27
学校を改装した感じだから? あるいは来てるこっちが宿泊研修らしいから? とにかくなんとなく「学校」を連想させる雰囲気があった。小中学校の同級生がたくさんいた。 銭湯の更衣室みたいな、木目調のだだっぴろい部屋にいるんだけど、本当に暇だった。
同級生はたくさんいても、当時とくに仲が良かった友達は誰も来てないようだったので、手持ち無沙汰になって久々にポケモンGOを起動した。といっても普段から熱心にプレイしてるわけでもないので、マップを眺めるくらい。相棒はヤドンだった(注: 現実には違う)。暇すぎて、初めてポケモンGOの有料アイテムを少し買った。何を買ったかは覚えてない。 ポケモンGOを閉じて、モバゲーの画面を開いた(注: 現実にはもう何年もアクセスしてない)。 アバターの着せ替えアイテムか何かが安くなってた。10コインとか100コインとか。ふーん、と思ってぽちぽちと購入していった。「あ、これなんとなく買いすぎちゃうやつだな」と気づいたので、ほどほどのところでやめて画面を閉じた。
銭湯に入るシーン(?)も覚えてるけどどのタイミングだったかわからない。最初に入ったんだったかなあ? 水風呂があったり小さめの別室があったりして、なかなか広かった。
いったんお風呂からあがって、なぜか下着を身につけただけの状態で廊下に出て歩き、なぜかトイレの個室で着替えはじめた。ドアのすぐ脇、目線の高さに(これもなぜかわからないが)トイレのタンクがあったので、その上にiPhoneを置いて、ゲームかSNSかなんかを開いてちらちら見ながら着替えてた。なんとなく寂しかったので。
そしたらいきなり個室のドアを開けられた。少し前に廊下ですれ違った男性スタッフが立っていて、「事務室に呼ばれてますよ」とだけ言って、画面がついたままのiPhoneをチラッと見てからドアを閉めた。
いや着替え中……と思ったけど、なぜかそれよりも、着替えてる時までゲームをしてると思われたかもしれないというのがめちゃくちゃ気になった。
木張りの廊下を歩いて事務室に行った。廊下に面した側はドアも壁もなくて、1面が完全に開けた形になっていた。通りに面した八百屋みたいな。実際、いくつかのデスクは少し廊下にはみ出していた。
何人かのスタッフ(先生?)がこちらを振り返って「待ってたよ」とか「来てくれたね」みたいな、やけに親しみをこめた反応をしてきて逆に不穏だった。
自分を呼んだのは女性の警察官だった。デスクを並べた島のひとつのお誕生日席。私を座らせたあと、「(なんで呼ばれたか)わかってる?」と訊いてきた。わかるようなわからんような微妙な感覚だったので、「はあ……」と曖昧に答えた。なんとなく、ゲームをやってたことが関係するんだろうな、という気がしていた。
警察官はメールをプリントアウトしたらしいA4ペライチの紙を出して、指差しながら「あなたがモバゲーに7億円使ったって来てます」と言った。
不思議と衝撃は少なくて、「ああー、ほどほどのところでやめたつもりだったけどそんないってたか……」と思った。「そういえばそんなメール来てたな……」とも。
メール自体は請求書ではなく、コイン1億円分でなんちゃら、7億円分でなんちゃら、みたいなよくわからん文面だったんだけど、そのメールは7億円使った人にしか送信されないものなので、私が7億使ったこと自体は確定的らしい。
警察官はクリップボードに綴じた書類を見ながら「あなた、待合室(更衣室のこと?)でもケータイばっかり見てたって話があがってますよ」と言った。「ポケモンGOばっかりしてたって」
いやそんな熱心にやってたわけじゃないし。話し相手がいなくて暇だから起動しただけだし。そんな言い方しなくたっていいじゃん。
「相棒はヤドンだそうですね」
「え? あー……いや……」
つい反応してしまった。現実にはヤドンじゃないからだろう、聞き流すことができなかった。(注: つまり夢の中の不整合を認識していたということだから、この時点で覚醒しかけていたのかも)
相棒はヤドンだと認めてしまえば、現実で相棒に設定してるポケモンに申し訳ない、と思った。でも私は小さい頃からヤドンのことも大好きなので、「いやヤドンは相棒じゃないです」と否定したらしたでヤドンが悲しむかな、とも思った。
結果としてどう説明すればいいのかわからなくなり、えーと……なんていうか……と膝のあたりを見てもごもごしていたら目が覚めた。