1-C06 全天周カメラによる3次元再構成を用いた胃内視鏡検査支援 山口 駿斗(東京科学大学),竹中 健人(東京科学大学),小池 英樹(東京科学大学),宮藤 詩緒(東京科学大学) https://www.wiss.org/WISS2025/assets/representatives/1-C06.jpg
概要
単眼内視鏡は画角が狭く,検査の網羅性が術者の技量に依存するため,病変の見落としが課題となっている.本研究ではこの課題を解決するため,全天周カメラを搭載した新たな内視鏡システムを提案する.広範な視野を一度に撮像することで検査時間を短縮し,患者負担を軽減するとともに,取得した全方位映像から胃全体の高精細な 3D モデルを再構成することで,検査の質の標準化と診断精度向上を目指す.本稿ではその基礎検討として,胃に見立てた箱の内部を 360 度カメラで撮影し,3 次元再構成実験を行った.全天周画像を直接用いる手法とキューブマップに分割する手法を比較した結果,胃壁のように特徴が均質な対象の構造推定には,全天周画像を直接扱うアプローチが優位であることを示唆した.