発表要旨の書き方
要するに: 平文で書くのではなく箇条書きに再整理すると読みやすくなります
例
平文
対話エージェントの表情変化による非言語情報の表出による,エージェントが対話相手の話を知的に聞いているような印象を与える手法を調査した.具体的には,プロのインタビュアーによる対話の様子を分析し特徴的な仕草として発話交替時に対話者から視線を逸らす行動が抽出された.この行動を CG キャラクタに実装し対話実験で印象評価を行った.その結果視線移動がアバタを聞き上手であるという印象形成に有効であることがわかった.
(杉田修建ほか「視線を逸らすアバタは聞き上手:発話前行動としての視線移動が与える印象の調査」第27回日本バーチャルリアリティ学会大会論文集より)
箇条書き〜とりあえず文の切れ目で改行する
対話エージェントの表情変化による非言語情報の表出による,エージェントが対話相手の話を知的に聞いているような印象を与える手法を調査した
具体的には,プロのインタビュアーによる対話の様子を分析し特徴的な仕草として発話交替時に対話者から視線を逸らす行動が抽出された
この行動を CG キャラクタに実装し対話実験で印象評価を行った
その結果視線移動がアバタを聞き上手であるという印象形成に有効であることがわかった.
箇条書き〜さらに構造化
対話エージェントが対話相手の話を知的に聞いているような印象を与える手法を調査した
エージェントの表情変化による非言語情報の表出を利用
プロのインタビュアーによる対話の様子を分析
→特徴的な仕草として発話交替時に対話者から視線を逸らす行動が抽出された
この行動を CG キャラクタに実装し対話実験で印象評価を行った
視線移動がアバタを聞き上手であるという印象形成に有効であることがわかった
そもそものお話
論文を書くときに上のような箇条書きから始めるとよい
箇条書きの状態で推敲を進めてからそれを平文に構成する
さらなる理解を深める上で以下に目を通すのがオススメ