プロダクトアウト
https://scrapbox.io/files/63ecba22c8bfd4001bd96513.jpg
概要
量産できる製品やサービスを企画し、マーケティング活動を通して顧客を増やしていくのは夢があります
いわゆるスタートアップ起業というやつですね
リーンとか、PMFとか、流行っている理論もたくさんあります
ただ、なんだか最近強く思うのは、そういう理論そのものが「商品」になっていて
テーマパーク気分でビジネススクールでお勉強して終わり、という話ばかりじゃないかな、と
注意事項
だいたい失敗します
プロダクトアウトは、孫子兵法でいえば、敵国の城を攻めるようなもの
驚くべきほどの時間、資源、お金等を費やします
どんなに努力をしても、成功の確率は低く、損害だけ出して終わり、ということが当たり前
大前提として、投資を行うための原資の確保が必要で、それにはいくつかのパターンがあります
①銀行借入
②貯金、内部留保
③スタートアップ向け投資プログラムに参加
では、どの方法がベストなのか?
状況と題材次第、としか言いようがないが、、、
①は普通に考えて、避けるべき
銀行借入は、原則としては、ルーチンワークの運転資金として活用するのが常道
②も②で、悩ましい
自分のためのセーフティーネットは大事なので、気軽に手を付けるべきではない
③は最近すごく増えているが、悪質なプログラムやトラブルの例もよく聞く
かなりの手練れじゃないと、使いこなせないと思う
最先端領域の技術開発をやってますとか、すでにマーケットが確立された領域で、圧倒的にパフォーマンスを出せるプロダクトがありますよ、とか、そういうことなら、適していると思う
最終的には、④が候補となる
ただ、これをやると、クライアントワークが忙しくて自前事業に行けない、というのもよくある話
クライアントワークの積み重ねのなかで、ニーズもノウハウも顧客も発見していく、それが、結果として、プロダクトアウト的な事業になっていく、というのが、自然な話なのかなと思います
https://scrapbox.io/files/63ecc3af5926a9001c32d471.jpg
新規事業開発のコンサル会社にいた頃の、ある案件
良いデザイナー、イラストレーターと、良いメーカーのコラボビジネスをやろうとした
素晴らしいアートディレクターを迎え、商品開発を行い、ECサイトを作り、頑張った
準備に一年半ほどかけただろうか
いいものがいっぱいできた
ほとんど収益にならずに終わった
独立後①
独立直後はまさに、プロダクトアウト的にビジネスをしようと思っていた
会社としての強み、サービスの優秀さを頑張って表現
代表電話にかけてみたり、問い合わせフォーム営業したり
過去の名刺も引っ張り出して、一生懸命「リード」を作ろうとした
2ヶ月ぐらいかけて、20人に会い、そのうち1件が案件化した
そのあたりで心が折れた
かける労力と得られる成果が見合わなすぎる、、、!
独立後②
上記の教訓から、全然違う戦略に切り替えたのだった
クライアントワーク中心にしつつ、プロダクトアウト的なサービスは代理店と一緒に、的な
ある程度、生活が回り始めたら、やっぱり純粋プロダクトアウトがしたくなる
色んなタイミングや縁が重なって、プ譜のウェブサービスを作ることになった
当時は、色んな新規事業理論を一生懸命なぞってみたのだった
バーニングニーズ理論とか
それこそデザイン思考だ、リーンスタートアップだとか
最初、有料でサービス展開したが、課金したのは、自分と開発者だけだった
その後は綺麗さっぱり切り替えて、無償提供に切り替え
じわじわっ、と、利用は増えてくれているが、収益化はまだまだ
独立後③
上記でやっぱり懲りて、またしばらく地道に仕事をしていたが
とある友人のものすごい大儲けの話を聞いて、一念発起
ある程度実績ができていた研修を動画コンテンツにして、人的サービスとあわせて展開したらどうか
少し投資余力もできていたので、営業支援会社にも協力してもらった
動画作りと営業担当も声をかけて、座組は万端
結果は、惨憺たるもの
営業支援会社の対応が、最悪の想定をを遥かに下回るグダグダな状況で、3ヶ月ほど無駄にしてしまい
コンテンツは完成したものの、まだまだ、うまく立ち上げることには至らず
いまのところの結論
まぁ、自分がプロダクトアウトに向いてない性格なだけ、なのかも。笑
日常の収益をまず考えてしまうから、どうしても、事業開発はサイドワークになっちゃうところもある
冷静に振り返ってみると、自分の向き不向きに気付かされるな、、、
まぁ、本を書いて出す、というのも、プロダクトアウト的な活動だけど
一人の人に向かって書くのであれば、ある意味クライアントワークみたいなものであり
考えてみたら、そういうモードで書いた本は、重版がかかったなぁ
マーケティングだ、ターゲットだ、コンセプトだ、そのあたりに変に気を回したものは、売上はちょっと、、