セルフプロモーション
ゴトーさんの投稿(徒然11)を見て、たしかにその通りなんだよなと思う。
コンテンツはひとに見てもらってナンボである。見てもらってはじめて生きているとわかる。
例えば広告では、メディアの費用はクリエイティブ制作物の10倍100倍が当たり前である。それは世の中的に、作ったものよりもそれを広める手段を重んじているからに他ならない。まさに知ってもらってナンボ見てもらってナンボなのだ。
こんなことは、言われる前からずっとわかっているのだけど、ぼくを含めてクリエイティブサイドの人間は作ったら作りっぱなしにしてしまうひとが多いと思う。これには理由があって、それは作っている最中が一番楽しいからである。そして作り終わってしまうと、文字通り「終わった」と感じるのである。そうなると、次の新しいものを作りたくなってしまう。
本当は、作り終わってからが始まりである。大きな組織であれば、その部分を他のひとが担ってくれるが、個人は全部ひとりでやらなければいけない。
もう何十年も前に知ったことなので今でも通用する数字かどうか知らないが、日本映画は1本公開されるものがあると、その影には30本お蔵入りした映画があると言われていた。それだけ作ることには熱心だが、広めることには関心が薄い制作者が多いということである。
セルフプロモーションが上手なひとは、総じて情報を広めることに長けているといえる。その力がどんなものかと言えば、マメなんだと思う。
そういうマメさは足りないよなあと自分で思う。
そう言えば、以前映像を撮らせてもらったひとがこんなことを言っていた。
大きな企業に対し、個人(商店、事業主)がどう戦うか。それはマメさである。フットワークの軽さを活かして顧客に寄り添うことができるのが個人の強みであるとおっしゃっていた。
できる人はすでにやっているのだ。
ぼくにはまるで足りていなかったなあ。
今日からマメ人間になります。
永井聡史