言語哲学
今では分析哲学の部分(subdiscipline)と なっている。 問い
言語哲学は すべての哲学の基礎である という
分析哲学
パラダイム: 思考とは 言語の運用に ほかならない。
哲学とは 思考についての思考 である
言語が問題となり、概念の明瞭化が求められる。
歴史: 観念 idea の明晰化・判明化だった。
言語は あくまでも 媒体である。
論理学
言語の運用に おおいに示唆を もたらす。
哲学の基礎理論と なり得る。
仕事: 論理の体系化(形式化?wint.icon)
現代的な論理学
量化を あつかう 理論が ある。
伝統的な論理学も ある。
wint.icon 奇妙な構文論してる。
wint.icon 特筆は しない。
記号論理
cf. surface structure / deep structure
言語を感覚や比喩から純化したい。
cf. ベルクソン
記号論理は自然言語のモデルと みなせる。
Argument / Function
Fregeによる区別
相対的
⇒ さらに高階の分解も できる。
cf. 変項と述語 wint.icon
e.g. 「存在する」は2階の述語である。
$ ∃x.\,\phi(x)
Argument / Function への分解
文法的カテゴリーは Function の arity で帰納的に構成できる。
singular term(単称名、単称名辞)の問題
文法が さき、存在が あと。
いまでも 問題に なってる。
みいだしかたは 一意でなく、いくらでも高階に できる。
文は形成史を持つ。
つまり木構造を持つ。
cf. 多重量化の問題
意味の意味 とは?wint.icon
除外
意味は印象や心象ではない。
ざっくり、直観は伝達できない。
展開
そもそも 私的な領域は あるのか?
決定的な批判
文脈原理
ある文中の語の意味とは その文の意味への寄与である。
文こそが基本となる単位である。
語を単独で取り出して印象を語っても価値がない。wint.icon
ref. 言語哲学大全 vol.1. §2.2
言語の創造性の問題
合成原理
整理
table:意味論
原理 主眼 スコープ
文脈原理 文 一般の文
合成原理 語と構文 個別の文
意味の区別
Frege
Sinn vs Bedeutung
論理学の こみいったトピック
高階の量化
いくらでも できる。
$ F(a) = (λx.Fx)(a)
$ = (λΦ.Φa)(λx.Fx)
$ = (λΨ.Ψ(λx.Fx))(λΦ.Φa)
wint.icon これ右適用なら差分が減るのでは?と思ったけど、そうでも なかった。
aF = a λx.xF = λx.xF λP.aP
書籍
飯田 隆『言語哲学大全Ⅰ』増補改訂版
vol. 2
vol. 3
vol. 4
ref.