宗教概念批判
宗教という概念の成立や現状を批判的に検討する。
文献
DJ プラパンチャ(2024)「環流夢譚 その6――「宗教」概念という近代の神話」
ここに おいて説明される「宗教」概念の発生の歴史は、範囲にして:
from: §religioという概念の来歴
to: §「領域分離」と「同一性」
随筆wint.icon
最近、いわゆる広義の宗教の概念が成立した経緯を批判的に論じた記事を読んだので、神学や神話や宇宙論に偏重した自分の理解を反省したことが ありました。
人は ひとりでは 生きて いかれない ので、集団で生活していく ほかない わけですね。そうなると、共同体の一員としては 誠実に互恵的に やっていく必要が ある。ここまでは おおむけ誰でも合意できる はず ですね。神話は要らない。
ところで、「許し合い」や「互恵」が暗示する様に、片務的な関係は許されず、フリーライダーは石で打ち殺したく なるわけですね…。これは、おそらく人類の本当に根ざしてる…。
ともあれ、集団で くらすと フリーライダー排除のチカラが はたらいて、食事とかのタブーを作ったり、習俗とかを揃えたり しだすん でしょう。
ここで気になる のは、宗教と呪術とを分けられる のか、信仰と儀式とを分けられる のか、これらと習俗とを線引き できる のか。自分の認識を再検討させられ ました。
つまり いわゆる宗教と神話とは別物で、なんなら独立してる まで あるのでは ないか。
論点wint.icon
宗教に神学や神話は必要なのか?