ETF NAV 基準価額 取引所価格
ETFとは上場している投資信託であり、東証などを介して取引する金融商品である
証券会社で販売しているふつうの投資信託と異なり売買はリアルタイム(通常のものは翌営業日または翌々営業日)かつ信託報酬も安いものが多い
ただしそのぶん基本よく取引される指数しかのものしかなく(日経平均など)インデックスファンドしか基本的にない
バラエティーに富んだものやアクティブファンドに投資したいのであれば証券会社で販売しているものを買うほうがよい
なおETFも投資信託であるので基準価格というものが存在するがこれは取引所でリアルタイムで取引される価格とは異なる(ただし日経平均やTOPIXなど特に多く取引されかつリアルタイムで価格が取得できるものではこの限りではない)
通常は翌営業日に更新され運用会社のWebページにNAVや基準価格という形で掲載される
この差はNAV倍率といい、1倍を超えていれば割高、1倍を下回っていれば割安となる
あるいは乖離率といわれ、0%に近いほど差がないことを示している
ただし流動性が十分に高い銘柄(取引高が多い)では基準価格との差はほぼ誤差といってよい
またそうでない銘柄では今日の基準価格を予測するような動きをするため実際の価値が反映されるまでディレイがある印象を受けると思う
取引には板取引、マーケットメイク制度が導入されておりマーケットメイカー(取引に参加するプレイヤー)が能動的に売り気配と買い気配を提示しておき取引を成立させている
この制度は流動性確保のためほとんどのETFで導入している
なお当たり前だが日経平均のETFだからといって基準価格が日経平均に完全に一致するわけではなく利子や配当を再投資した分や倍率によってすこし違った値がでる
ファンドの評価には分配金を含めた金額で評価すべきであるがこれは公開されている
これを配当込み指数やトータルリターン指数という