Q. そのアーカイブの目的はなんだろう?
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このもやもやの詳細・背景
アーカイブと一言に言っても、作品や資料をデータ/物質として保存していくことだけがアーカイブではないはず。どのような目的を持って整理し、貯めていくのか。その目的によって、アーカイブ行為自体の設計が変わってくるのではないかということからこのもやもやは生まれました。
アーカイブの目的の例
①正確に情報をストックしていくため? ▶︎ 検索性/更新性に力を入れる?
②正史(中央のアーカイブ)にたいする野史(周辺のアーカイブ)をつくるため? 記録と記憶が相互に侵食しあう関係? 弱いアーカイブ?
③思いもよらない利活用を誘うため? ▶︎ タグ付けに力を入れる?
④コミュニケーションツール=広報 のため?
⑤活動フェーズによってもアーカイブの目的は違ってくる?
このもやもやに関する具体的な事例
更なるアーカイブの目的におけるもやもや
・ウェブでのアーカイビングは、紙や物質での保存と違い、いつでも書き換えられるという性質を持つ。そのため、堅牢なアーカイブらしさというよりも、「弱いアーカイブ」「メディアとしてのアーカイブ」ということが考えられるかもしれない。
・作品自体が、行為自体がアーカイブになっていくような仕組みごと設計できないのか、それを設計するには初めからアーカイブの目的をはっきりとさせておくことが重要。
・活動のフェーズによっても、着実にアーカイブを実行していくフェーズから利活用を進めたり、アーカイブの存在を広報・営業していく段階があるかもしれない。それぞれの需要に対応した方向転換が必要。
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