スライドにおけるアニメーション
中学生の技術家庭科の授業、パワポで発表資料を作ったとき、アニメーションの種類がたくさんないと減点だぞ~とか言われてガン萎えした記憶
それからしばらく経って、高専2年(の一般科目)で、グループに分かれてパワポ発表資料を作り、1グループずつクラス全員の前で発表するという授業があった
他のグループが発表している最中はそれを聞いて、評価項目ごとに点数をつけるというタスクがあった
授業終了後、他の人と「どういうプレゼンテーションが良いか」という話で盛り上がる(?)ことが出来た
ブレインストーミング用ツールで、こだわったデザインとアイデア出しの"補助"に関する様々な工夫が散りばめられた良いツール
発表会中にも言及していた(質問が飛んだ)アニメーション、たくさんあるけどUXを阻害しないものでとても考えられてそうだなと感じた
UXを阻害:例えばメニューが展開されるアニメーションが2秒くらいあって、しかも終わるまで何も出来ない、とか
これがアニメーションについて考えたいな~というトリガーになった
良いスライドって、何なんだろうか
スライドの前提:スライドはおまけで、会話がメインだから、スライドに頭を使わせてはいけない
前述の授業では、以下の減点ポイントを設けて評価した
文字は少なくて、かつ見やすいか
文字が多いスライドは頭を使う!!
大きさはもちろんだし、変なフォント使ってたら悲しくなってしまう
明らかに見出し用のゴツいフォントを本文に使ってるスライドあってびっくりした
テキストの周りを枠で囲んでいるグループがあったんだけど、当然と言わんばかりに枠からはみ出てて泣いてしまった なんで??
そもそもこのグループは文字数がとにかく多かった
アニメーションの時間が十分短いか
種類は少ないか
絶対そんなに種類いらないと思う
アニメーションの種類が適切か
よく話すんだけど、「画面外からスライドしてきて登場」とか「スピンしながらフェードイン」とか「画面外からバウンドしつつ表示」みたいなアニメーションが本当に嫌いなので、授業中はこれを見た瞬間に減点した
要素が必要以上にトランスフォームするのは頭を使う典型例、害悪
スライド点に満点を付けたグループは一つだけだった・・・
授業後の会話中に出てきて印象的だった主張は以下の通り
テキストをたくさん置くと、聞き逃してもわかるから良いんじゃない?
聞き逃すなよ
全然覚えてないや
ただ、アニメーションは無くせば良いものでもなさそう
自分の班のプレゼンテーションは、自分が9割担当して、上の要素にかなり気を使いつつ作成した
この時なぜアニメーションを入れたか?無くせばよかったんじゃ?
例えば果物について解説する時、最初からりんごとぶどうとバナナの画像を出すより、りんごの話題に差し掛かったらりんごだけ表示、続いてぶどうの話になったらぶどうについての画像をフェードイン・・・とすると、「今何を話しているのか?」がわかって良いのでは?と思った
適切なアニメーションで区切ると、発表にメリハリが生まれるのでは?
ページで区切るべきでは?
別に必要なくねと思ったから
でも未踏の発表会には全くと言っていいほどなかった
LTにもたいていないよね
next-page-transitionを使っていた(更新が止まっている)
SPAによくある、一瞬で中身が変わるページ推移はアプリケーションにはあんまりだと思っている
というかそもそもクロスフェードが好き
例えばTwitter for Androidでは、ホームで表示するリストを切り替えようとしたら、古いTLが左右にスライドして消えていく
でもよく考えたら通知とかDMとか(下の欄)の切り替えは一瞬だな
アカウント切り替え時にズームアウトして消えていくようなアニメーション、あれはいらないのでは?と思ってしまう
古いページがフェードアウトし、新しいページがフェードインしてくる
クロスフェードにしたかったんだけど、ライブラリ的に無理そうだった
結局これはライブラリがNext.jsの更新についていけなくなって動かなくなり、廃止した
🤔