食事体験の連続性
「正反対な味覚の共存を許せない」において、ポイフルのレモン味、味噌汁や豚汁の中にあるサツマイモを挙げ、また蓮根のような硬い食べ物も微妙であると述べたが、これを一般化するものが「連続性」の概念なのではないか、と思い至った @Watasuke102: Twitterで「食事において味は均一であってほしい」と言いながらカレーライスを混ぜるなどする層を観測したことがあったんだけど、それで言うと僕は「味や食感は均一でなくてもいいが連続であってほしい」という願いがあるなあと思った 連続でない例としては、ポイフルのレモン味、豚汁のさつまいも等 ポイフルについては、ラズベリー・青リンゴ・グレープという甘さメインのフレーバーが続いていたのに、レモンという酸味メインのフレーバーによって連続性が破壊されている
「甘い」から「酸っぱい」への飛躍
豚汁のサツマイモも、「しょっぱい」から「甘い」への飛躍であると認識している
蓮根については、例えば煮物に入っているとすると、人参だの大根だのが入っている中で、蓮根は硬すぎる
肉は硬くないんですか
硬くはなくない?
じゃあ、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の中でどれを組み合わせると連続であると言えるのだろうか
各パラメータの比率?それはそうですね……
ちなみに:いわゆる「味変」は、それによって味を破壊的に変更する(対極的な味に変更する)ことは基本的にないので、連続性を損なわない
調味料を入れすぎて食事の味が対極的に変貌するのは連続性とか関係なく愚かだろ
「甘いものとしょっぱいものを交互に食べる」とか「甘いものと苦いものを交互に」とかはどうなんだ?
コーヒーを飲みつつチョコレートを食べることが多いのだけれど、これは連続性を損なっていないか?
実はこれらは対極的な味覚というわけではない可能性がある、という説
「豚汁のサツマイモ」の事例と矛盾している
結局その食事体験に期待する味覚の方向性と乖離しているか否かが重要なのであって、連続性は関係ない気がしてきた