衝突困難性
Collision Resistance; CR, 強衝突耐性, Strong collision resistance
同じハッシュ値になるような2つの異なるメッセージを求めることが困難であること
メッセージ空間からメッセージを選択してハッシュ関数に入力するとハッシュ値が得られるが、ハッシュ値空間はメッセージ空間より小さくなる(要素数が少ないという意味)
そのため、必ず$ m_2 \neq m_3かつ$ H(m_2)=H(m_3)となる$ (m_2, m_3)が存在する
メッセージは異なるが、ハッシュ値が同じ
これをハッシュ値の衝突といい、$ (m_2, m_3)を衝突ペアと呼ぶ
システムによっては、衝突ペアを容易に見つけられると、その隙をついて悪用される恐れがあるため、暗号理論で用いられるハッシュ関数は衝突ペアを見つけることが困難でなければならない