関数の4コマ
$ max(f(x),g(x)) < y
$ g(x) <y < f(x)
$ f(x) <y < g(x)
$ y < min(f(x),g(x))
解説
2つの関数で空間を4つの部分に分けているので4コマである。
2つの関数がどういったものかについては言及しておらず、
「2つの関数が存在する時に、どう4コマと見なすか」という構造のみに着目しており、
例示を含む視覚的表現に頼っていない。
現代4コマの持つ「構造を表現」という要素に着目した時に、
視覚的表現に頼らない手段が可能なこと、
数学的表現と現代4コマの相性の良さ、
数式4コマの可能性
を示している。
それぞれの空間は開集合となっており、線上を含んでいない。
これは視覚的4コマにおいても、分割線によって作られる内部空間こそがコマであり、
分割線自体はコマとして扱わない、ということを示している。
関連
数式4コマ
この主張を数式表記すると
$ {n} = p_1^{q_1} * p_2^{q_2} *p_3^{q_3} * p_4^{q_4}
$ p \space is \space prime, n \in Nとなる
視覚表現に頼らないという点で共通している
背景情報
わんど
@wand_125
ゲームデザインやパズルなどは、数学が持つ潜在的な美を体験可能な形で表現したものであるといえる。
って一文を百科事典に載せられるようにするのが自分のライフワークかもしれない。
午後1:28 · 2021年12月17日
わんどは数学的構造の表現手法として、ゲームデザイン、謎解き、パズルなどを選択しており、
視覚的表現に頼らない手段で数学的構造の美しさを示した作品もアートとしての立ち位置を確立することを目指している
現状、数学アートというと、主にジェネラティブアートや関数アートといった、視覚的表現を指す。