2024年03月の台湾ワーケーション 記録
https://gyazo.com/12c4cc20b91d86d8a59f119ae6222ccb
大稻埕
はじめに
弊社モニクルでは、全員が各地各国に居住し、フルリモートワークで働いています。 https://ogp-image.deno.dev/svg?url=https://plus.monicle.co.jp/articles/culture-202303-01#.svg https://plus.monicle.co.jp/articles/culture-202303-01
(※内容は少し古いです)
私自身は元々2020年10月より台湾の台北に居住していました。しかし、3年が経過したところで新たなライフスタイルを求め、日本へ帰国しました。
3年ぶりに日本で生活を開始し、わずか3カ月ではありますが、再び台湾へ行ってみることにしました。とはいえ、今回の渡航は前回のように居住するわけではなく、わずか11日間の滞在です。
モニクルではワーケーションをすることができます。特に補助がある訳ではありませんが、会社やメンバーに迷惑をかけしないよう事前に報告し、計画を立てれば問題ありません。休暇を取得することも可能でしたが、中国語を話せる私にとって、せっかくの機会なので台湾でのワーケーションに挑戦してみることにしました。
どこで過ごすか
島国である台湾とはいえ、台北と高雄の間には東京と名古屋間の距離ほどの距離があります。当然のことながら、事前に旅程を立てておく必要があります。私自身はすでに台北での居住経験がありますので、今回はなるべく台北以外の場所で時間を過ごしたいと考えていました。2023年に台湾鉄道で台湾一周を経験した時の記憶を思い返しましたが、台湾東部は都市規模が小さく、移動も便利とは言えません。また、せっかくの機会なので知り合いがいる地域を巡りたいと思い、今回は高雄から台北へ北上することにしました。
コワーキングスペースをどう確保するか
ワーケーションをするには、作業場所の確保が不可欠です。また、宿泊先とコワーキングスペースの距離感(通勤時間)も意識しなければなりません。まずは、コワーキングスペースについて調べました。
今回のコワーキングスペース選定地は、高雄、台南、台中、台北の4都市に絞りました。Google検索で「台南 工作空間」などのキーワードを入力すると、コワーキングスペースや比較記事などがヒットするので、それぞれ見ていきます。各都市ごとに時間・料金・場所を比較検討しました。
日本と同様に、台湾にも数多くのコワーキングスペースが存在しますが、場所や料金は様々です。ドロップイン利用が不可な場所や、料金体系が不明瞭な場所も存在します。そのような場合は、Facebook MessengerやLINEで直接問い合わせると、詳細な情報を教えてくれる場合が多いです。当初は一つ一つ丁寧にメモを取ることも検討しましたが、早々に条件に合致するコワーキングスペースを発見しました。それがHour Jungleです。 https://ogp-image.deno.dev/svg?url=https://www.hourjungle.com#.svg https://www.hourjungle.com
Hour Jungleの詳細については、別の記事で詳しくまとめる予定です。台南、台中、台北の主要都市に拠点を構えながら、低価格で快適な作業環境を提供している点が魅力です。各拠点には愛らしい猫が飼育されており、癒されること間違いなしです。
スケジュール
スケジュール(実績)は以下の通りです。
03月01日(金)
有給休暇を使い、飛行機で桃園国際空港へ
空港から台中へバスで移動
台中市内のホステルに宿泊
03月02日(土)
台中から高雄へバスで移動
高雄市内のホステルに宿泊
03月03日(日)
高雄から台南へ台鉄で移動
台南市内のホステルに宿泊
03月04日(月)
連泊のため、作業用の荷物だけを持って移動
HOUR JUNGLE TAINAN 台南中山館で作業
03月05日(火)
チェックアウトのため、すべての荷物を持って移動
HOUR JUNGLE TAINAN 台南中山館で作業
作業後、台中へ移動しホテルに宿泊
https://ogp-image.deno.dev/svg?url=https://www.booking.com/hotel/tw/huai-jiu-tai-zhong-xing-lu-tai-zhong-shi12.zh-tw.html#.svg https://www.booking.com/hotel/tw/huai-jiu-tai-zhong-xing-lu-tai-zhong-shi12.zh-tw.html
03月06日(水)、03月07日(木)
連泊、かつ独立した部屋を確保したため、自室で作業
WiFiは部屋ごとに用意されていて快適。しかし椅子が固かった
03月08日(金)
チェックアウトのため、すべての荷物を持って移動
HOUR JUNGLE TAICHUNG 台中館で作業
作業後、台北へ移動しホステルに宿泊
03月09日(土)
連泊
03月10日(日)
台北市内の別のホステルに宿泊
03月11日(月)
チェックアウトのため、すべての荷物を持って移動
HOUR JUNGLE TAIPEI 台北信義安和館で作業
03月12日(火)
深夜便で日本へ帰国
私はいつも旅行の計画を立てるときにWanderlogを使ってまとめています。候補地や移動手段などを金額・URL・メモを残しながらまとめることができて非常に便利です。是非使ってみてください。
https://ogp-image.deno.dev/svg?url=https://wanderlog.com/view/xdphnvxomd/202403/shared#.svg https://wanderlog.com/view/xdphnvxomd/202403/shared
まとめ
ワーケーションにおいては、作業場所をよく検討する必要があります。ホテルの個室で連泊する場合、ホテルでの作業も可能ですが、場所によっては料金が高かったり、作業環境が整っていない場合もあります。いずれの場合も、代替案としてコワーキングスペースを調査しておくと良いでしょう。
また、予期せぬ事態が発生する場合もあります。私の場合は中国語を話すことができ、Hour Jungleにも事前にLINEで連絡していたため問題なく利用できると考えていました。しかし、台中舘においては到着時にスタッフが不在だったため、手続きができず、朝の会議に間に合わないという事態が発生しました。このような想定外の事態が発生する可能性を常に念頭に置いておき、代替案や対応策を検討しておく必要があります。
今回私が利用した各店舗とホテルの中には、快適にご利用いただける場所もあれば、そうでない場所もありました。経験を積み重ねることで、徐々に安定したワーケーション環境を構築できると考えています。今後も快適なワーケーション環境を追求していきます。