VTuber有識者会議
https://www.youtube.com/watch?v=FipiU35xpUw
参加者
司会
ピーナッツくん(兄ポコ)
近況
いわなが.icon 「超会議が大こけしなくてほっとした。諸々片付いて一区切りした。アプリの企画を着手しはじめようとしている。アプリは出したいが、どう出すかは検討したい。いまライバーがつかっているものは審査が通らない(機能が少なくてリジェクトされる)。ユーザ体験重視で企画したい」
兄ポコ「タレント事務所にはならないのか」
いわなが「エンジニアもそこそこいるので、事務所機能を加速させてもリソースを食い合わない」
じーえふ「有識者会議と有職者会議を見間違えてドキドキしていた」
たば.icon「2000人を超えてもう見切れない。自己紹介をしっかり見て、まとめて紹介しようとしている。にじさんじ全部見るのもつらい。分類とかは別の人がやってるので紹介をどうするか考えながら見ている」
じーえふ「勢いが減速しない」
木村「VTuber文化論を書いていた。紹介は4天王+委員長、個人ではなく二次創作や流れを紹介してきた。これから個別の紹介か、別の切り口で紹介したいと考えている。好きというのは人によって違うので今日はそれを聞いていきたい」
推しのVTuber
じーえふ「個人的には虹乃まほろちゃんを押している。響木アオちゃんとコラボはキャラ性がめちゃくちゃ噛み合っていて感動した」 木村「ヤミクモ ケリンさん。趣味がミサイル開発で毎回ニコニコ本社を爆破する。勢いしかないようなスタイルなんですけど、3分程度で追いかけるのが楽。軍歌のコンギョを流したりとか。でもいい奴そうな感じがよい」 たば「ケリンさんはえるちゃんがすきじゃないですか」 いわなが「VTuberあまりみてないですが(ケリンを)知ってますね」
たば「ケリンさんはTwitterもマメなんですよ。マメにみてるんです」
じーえふ「岩永さんの推しは?」
いわなが「さよちゃんですね。昔から推しているので」 たば「人形たちが活躍している時から見てるとたのしいんですよね」
いわなが「メンヘラ入ってるところとか」
じーえふ「すあださんは本当に面白い。生放送が劇場なんですよね」 いわなが「にじさんじのアプリも影響を受けたところがあるんですよね。当時、パラパラ漫画で動きが限られている中で、ひとりであんだけやってて視聴者も集めていて。僕的にはにじさんじの古典という感覚です」 ぴーなっつ「VTuberに注目したきっかけ
いわなが「にじさんじやりはじめたのがきかっけ。すあださんのをみていてAnimojiで生放送したら絶対面白いというのがすごいあったので、その延長でにじさんじやるか、公式配信者用意するかと。公式の配信者をキズナアイは去年の夏から知っていたが、業界に足を突っ込んだのはにじさんじきっかけ。コラボ相手の動画をみはじめたのがさらに踏み込んだきっかけ。なのでにじさんじ周辺を中心に見ている」 ピーナッツ「にじさんじのアイデアはどうでた?」
いわなが「そもそもアプリの企画は田角 陸が考えた。事業をたちあげる際にバズワードの掛け算をした。 Animojiはフィッシャーズの犬の動画でバズった。生放送も近年のトレンで、中国で17 LiveやSHOWROOMの投げ銭文化が流行った、というようなバズワードを掛け算したから絶対受けるという発送からきた」 じーえふ「いちからの創立は1年前ですよね。そのときVTuberははやってないですよね」
にじさんじ「僕が話し始めたのが17年11月ぐらい。それまでいちから株式会社はメディア事業でAR系ビジネスをやろうとしていたがうまくいかなかった。最初の半年はいまのにじさんじの企画をちょろっとやっていたかどうかというレベル」 じーえふ「若いですよね。上の人が22,3とか」
いわなが「僕が26で一番会社で年上です」
兄ぽこ「僕は非公開です」
じーえふ「僕がVTuberに注目したきっかけはあんたま。僕は過去に色々あり、3次元の女性が怖い。でも2次元の女の子に傾倒できるわけでもない。女の子は怖いのに彼女は欲しいとかいう最低な人間なんですけど。2と3の中間を知ったときは衝撃でした。2次元キャラなんだけど中身は3次元的というのが衝撃。Live2DでのVTuberも衝撃だった。一番初めは自分が音楽をやっていたのでミディちゃんからはじまり、ニーツちゃんとか」 たば「12月ぐらいののじゃおじから。その前からいくと2.5次元ミュージカルとかがあって、3DCGに興味があった。にゃるらさんの記事を読んで、YouTubeはみてなくてニコニコ動画を見ていて、例のアレをみているとVTuberが嫌でも出てきて、欲張りセットを見ていると有名な人たちだけじゃないとこに気づいて、全員のアーカイブまで全部見ました(100人いるかいないかだった)」 じーえふ「そういう方おおいですよね」
兄ポコ「もともと3Dに興味が出たきっかけは?」
たば「カスメが大好きで3DCGが好きになったんです」 じーえふ「VTuberは3Dになれるきっかけでしたね」
じーえふ「その前から3DCGのキャラクターはありましたが、楽園追放やシドニアの騎士ぐらいしかピンとこなかった」
じーえふ「いままでニコニコ動画で女性配信者を全く見る気にならなかったんですよ。VTuberならみれた」 たば「見る見ないとやるやらないを曖昧にできるのがVTuber。顔出ししたくないけど面白いひとは沢山いた。生声実況みないけどボイロ実況見る人がいた。キャラクター乗せてると見るという人。やる人も増やせたし、見る人もふやせた」
いわなが「雑食なので全くそこには気づかなかった」
たば「僕も全部みている人だったのでそういう一つの形なのかなとはじめはおもったが、後から整理するとそういうことなのかなと」
兄ポコ「木村さんもニコニコ見てるんですよね」
木村「今出なかった話でいうと、知ったきっかけは例のアレカテゴリのキズナアイの生放送の「やじゅうせ…怪獣先輩さんありがとうございます」という読み間違えの動画が上がっていて。輝夜月に首絞めハム太郎というあだ名がついていたり、シロのキャラクターがあったり。ニッチな文化だと思っていたがTwitterでもファンアートがあがっていたり、のじゃおじなど個人勢が登場していき、新しいVTuberの二次創作も出てきてジャンル化したのが追っかけしているきかけです」 じーえふ「二次創作がすごいですよね。距離感が」
木村「公式カウントがファンアートをRTするのがめちゃくちゃすごくって」
たば「めっちゃにゃるらさんからおすすめVTuber紹介しろといわれているので紹介します」 じーえふ「わかる。みんなみて。どっとちゃんぐらいのドットがすき」
たば「にゃるらさんと2回目にあったときに聞かされた久遠寺 舞ちゃん。しっかりしたキャラ設定からふわっとした動画がいい」 じーえふ「リプライの返信率とかも固定ファンをつかむのにかかわりますよね」
木村「VTuberはそこがすごいですね。ひとりひとり反応してくれるのでどんどん沼にはまっていく」
じーえふ「アイドル的な2次元キャラクターはなかなかいなかった。ファンサービスがある」
たば「地下アイドルの距離感とすごく似ていると思う。チェキの距離感とかが。アニメキャラと地下アイドルの融合物みたいな」
じーえふ「地下アイドル感はとても感じます」
たば「双方向性がある」
木村「距離感が近いアイドルですよね」
じーえふ「かつバーチャルなので危害が及ばない」
たば「会いに行けないのがいい。会いに行けないのに地下アイドル感があるのが異質」
じーえふ「バレずに引退すれば有名度を保ちつつ余生をおくれるのがすごい」
マネタイズ
たば「二次創作は一次創作にお金が入らないから加速したと思っている。
例えばにじさんじは最近スパチャの解禁があったが、その前まではCF以外でお金を払えなかった。一次創作が収益につながっていないということ。企業単位でそうなので個人だともっと収益につながっていない。FANBOXでました。Boothでました。そこにいく手前の1次創作がやりづらかったときに二次創作が加速した面があると思っている」 じーえふ「最近投げ銭が認められつつあるがVTuberは関係してる?」
たば「ぜろじゃないとおもう」
じーえふ「YouTubeの審査が通りずらいのが投げ銭につながったと思っていて。スパチャはほぼ現金渡してるようなもの」
いわなが「そうですね。講座直振込をやわらかくした」
じーえふ「それができないときにCFやほしい物リストの公開につながってて、それが認められてきたのが嬉しい。ほしい物リストから送られてきたものが親にバレたときすごく怒られた」
木村「それはVTuberがコミュニケーションできる状況になっていて、お金を渡してコメント読むとかみてくれるとか、距離感を縮めるための手段として投げ銭があるので、参加感があるから普及してきていると思っている」
たば「海外だと投げ銭は普及が早かった。チップもあるし。ストリートパフォーマーにお金を払う文化が日本は薄いと思う。
おっかけ再生していたらこのあたりで中断されたので後日追記する
1時間分ぐらい文字起こしできていない
個人と企業
たば「事務所のいいところは管理コストがなくなること
あにぽこ「ほかににじさんじをさぽーとすることはあるのか?」
いわなが「原則アプリで基本自由にやってください。YouTubeのガイドラインをピックアップしながら共有するとか、確定申告やリーガルリスクのリスクヘッジはやっているがそれぐらい」
じーえふ「スパチャ解放された収益はどう回される?」
いわなが「YouTubeが3割。残り7割を運営とライバーで分ける。比率はときどきで変わる。動画編集サポートとかやってないし、他の企業より本人への還元率が高いんじゃないかな」
じーえふ「それが聞けて嬉しかった」
いわなが「責任と報酬の返しは連動して当たり前。成果と連動してかつ自由なので」
じーえふ「にじさんじは自由な空気が面白いものを生み出している。フットワークが軽い。地固めが硬い」
兄ポコ「じがためがすごい!!!!!!」
いわなが「寝たんちゃうんか」
いわなが「ピーナッツくんです!!!!!」
たば「話を戻すと、個人でやってる人は個人で続けて欲しい。ぬるっとのびのびやってほしい」
じーえふ「そうじゃなきゃうみだせないものがあってほしい」
いわなが「企業がやっていると怒られやすくなる」
じーえふ「その点はいわながさんすごいですね。「だめだぞぉ」とかミームになってるじゃないですか」
いわなが「表面張力状態で、たまに水こぼしてますけどね」