LSTuner 2月2日号
協賛:Adachi BuunBuunAdachi.icon
https://scrapbox.io/files/65bcedecd9815400243c7b0d.png
雪到来!スノーマシン特集!
先日、我らがロスサントスに雪がやってきたのは皆さんご存じのとおり。
今でこそ降りやんでいるものの、雪はドライビングの練習にはもってこいで、犬と一緒に駆け回りたくなるのが走り屋というもの。
そこで、今回は次回の雪に備え、舗装路だけでなく雪でも楽しく走れそうなマシンを、ロスサントスのドライバーたちの愛車からピックアップしてご紹介だ!
https://scrapbox.io/files/65bcee6f9d5a580026c05d61.jpg
一見シンプル、だけど拘りぬかれたダートラマシン!
カリンの名車としてお馴染みフト。有名な漫画では3ドアのGTXモデルが活躍していたが、一方こちらはラリーベースとして人気が高い2ドアのGTモデルだ。
注目すべきはやはりそのシンプルな外見だろう。
特別なパーツは見当たらず、唯一目を引くとしたらフロントに装着されたラリー用のフォグくらい。
しかし、余計なものを一切つけず、あくまで悪路を舞台として走るマシンとして高いレベルで仕上がっている。
https://scrapbox.io/files/65bcee988c77d30024f744a8.jpg
ホイールも一見すると鉄チンに見えるが、このデザインで実はなんとアルミ製!
というのもこれは今から40年近く前に日本のメーカーから発売されたもので、当時はこれを履いたフトやブリスタコンパクトがジムカーナやダートラで走り回っていたのだ。
そんなレアものを惜しげもなく履かせるとは……流石。
https://scrapbox.io/files/65bceeb02aa7c40024ce90a8.jpg
一方でエンジン本体は4連スロットル化が施されているようで、見た目からは想像出来ないハイチューンのようだ。
それでいてこのマシンの素性を崩すどころか一層際立たせ、楽しく走らせられることに繋がっていると思うと、流石というほかない。
https://scrapbox.io/files/65bceed19457d30029f468dd.jpg
定番だから外さない。ラリーで勝利するために生まれた4WDスポーツを堅実にチューニング!
まず先に書かせてもらうが、これは著者である私の愛車のひとつだ。故に存分に語らせてもらう。
キャリコは元々前輪駆動のスペシャリティクーペだったが、ラリー選手権を戦うために開発されたGTFというグレードではそのイメージをガラリと変えた。
元々搭載されていた2L直列4気筒はターボ化され、駆動方式も4WDとなったことでベースモデルとは比にならないポテンシャルを手に入れたのだ。
結果としてキャリコ GTFは、当時ラリー選手権を圧巻していたランパダーティ社に勝利することが出来たのだが……その後すぐカリンはラリーで使用するマシンをサルタンに変更、ここ最近のiFruitのバッテリー駆動時間ほどに短い晴れ舞台の幕を閉じることとなる。
そんな悲劇のマシンとも言えるキャリコ GTFだが、愛好家の数は活躍年数とは反比例してかなり多いようで、これを書いている私もその一人。
https://scrapbox.io/files/65bcef3244480f00244f5cf8.png
外装は大きく変えておらず、せいぜい後着けのマッドフラップと、当時のディーラーオプションで用意されたGTF専用大型スポイラー(通常はベースモデルと同じ小型スポイラーとなる)くらいが変わった点だろうか。
しかし、中身はロールケージで補強し、ホールド性抜群のバケットシートと小径ステアリングも装着した。
https://scrapbox.io/files/65bcef43f5723f00238fbfb7.png
エンジンは大型タービンを装着し、マフラーも砲弾タイプのものをセレクト。中間加速は当時のラリーカーにも引けを取らない……と思いたい。
そのパワーをフルタイム4WDが受け止め、ダートはもちろん雪でも圧倒的なトラクションを確保することに成功した。
もっとも、その分キャリコの弱点であるプッシュアンダーに加え、立ち上がりのパワーアンダーも酷くなったのだが……
https://scrapbox.io/files/65bcef5fdeae84002494ef60.jpg
まるで"本物"、大ヒットRVベースのレプリカマシン。
マイバツのモンストロシティといえば、日本ではRVブームで爆発的なヒットとなり、ロスサントスでも当時は多く輸入されたものだ、
そんなモンストロシティには過激な限定モデル、イビルツォーネと呼ばれるグレードがあるのだが、それがこのマシンのベース車両。
おおよそ20年ほど前にモンストロシティが長距離ラリーに出場していた時のカラーリングが施された、いわばラリーレプリカと呼ばれるものだが、見た目だけではない。
https://scrapbox.io/files/65bcef73eed83e00230ffa7a.jpg
車内は屈強なボディを誇るRVを更に剛性アップさせるためのロールケージが張り巡らされ、ペダルもメタル製のものが取り付けられている。
軽量化も施されているようで、ロールケージが装着されているにも関わらず、ノーマルから100㎏以上の
おまけにレース用のシートまで装着されており、走るためのマシンとしての装備はバッチリ。
https://scrapbox.io/files/65bcef91feb7c9002def5ff8.jpg
足元を見ると、ストローク量も大きく確保されているようで、隙間からは社外製の黄色いバネが見える。
これにより、ノーマルで既によかったダートの走破性が更に向上しているようだ。
一方でエンジンには大きく手を入れていないようで、吸排気系のみのファインチューンとなっているそうだ。
それでも3.5Lもの排気量から繰り出されるトルクは流石といったところで、舗装路は勿論、ダートでも力強く加速していくとのこと。
スポーツカーにも負けないポテンシャルを秘めたこのRVは、まさに羊の皮を被った狼と言えるのではないだろうか。
https://scrapbox.io/files/65bcefe3deae84002494f2d7.jpg
往年の弩級スポーツカーを大胆にリフトアップ!正真正銘のモンスターマシン。
80年代の最速マシンといえば、フィスターが送り出したコメットのターボモデルが有名だろう。
もちろんNAモデルも非常に出来は良く、ストリートからサーキットまで幅広く活躍していた。
ダートの走破性も実は高く、一時はラリーでも結果を残したほど。
そんなコメットを大きくリフトアップし、走るためのチューニングと魅せる為のパーツチョイスが施されたのがこのマシン。
マッドフラップや4連フォグなどが装着され、本格的なオフロードマシンとしての完成度が非常に高くまとまっている。
一方で、ホイールは我らがアメリカのカスタムシーンで人気を誇る「ラリー・モノブロック」がチョイスされ、カスタムカーとしての目立ち度も抜群、
ルーフラックにはキャンプ用品が積まれており、オーナー曰く「どこでも行ける」そうだ。
https://scrapbox.io/files/65bcf00476ae920024e0ee39.jpg
車内は純正の面影はほとんど残っておらず、レース用のメーターまで装着され、ナビシートには消火器まで設置する徹底ぶり。
油圧サイドも装着され、サイドターンもお手の物のようだ。
https://scrapbox.io/files/65bcf01eef392b0024038a33.jpg
エンジンは元々積まれていた空冷フラット6から、近年の水冷フラット6ターボに換装されている。
そこに大型インタークーターを組み合わせ、純正から大きくパワーが向上したとのこと。
見た目にも拘った、走るためのマシン。次のステージは果たしてどこなのだろうか。
全編VRChat撮影
本格カーバトルムービー『ZONE』
その前日譚となるショートムービーが遂に公開!
その走りを、見逃すな。
ハッチに聞け!
オススメカスタム車両コーナー!
https://scrapbox.io/files/65bcf08ff5723f00238fd115.jpg
第二回「ベネファクター・パント」
今回ご紹介するのは、ドイツの高級車メーカーお馴染みベネファクターが、フランスの工場で大衆向けに製造しているコンパクトカー、パント。
https://scrapbox.io/files/65bcf0ecfeb7c9002def6b3e.jpg
ノーマルの時点で既にスポーティーな雰囲気のあるこのマシンだが、更にイジっていくと……
https://scrapbox.io/files/65bcf0669457d30029f4751b.jpg
なんと、こんなに雰囲気が変わるのだ!
https://scrapbox.io/files/65bcf06f9457d30029f47576.jpg
カスタム箇所が多く、個性が非常に出しやすいのが特徴。
https://scrapbox.io/files/65bcf07e29bd3f0025974e76.jpg
カッコいいからカワイイまで、とにかくイジり放題。
パントオーナーも最近増えつつあるゾ!
https://scrapbox.io/files/65bcf18bc6d137002556b453.jpg
そんなパントはPremium Deluxe Motorsportにて3200ドルと、非常に安く手に入るのがポイント。
こちらも前回のアスボと同様、ロスサントスに来たばかりの初心者からカスタム上級者まで、幅広くオススメできる一台だ。