炉心融解
https://www.youtube.com/watch?v=dSw8CucthGc&list=RDGMEMYH9CUrFO7CfLJpaD7UR85w&start_radio=1&rv=F203L1yqPkc
(『炉心』の歌詞について、リリース当時「この歌詞どういう解釈で聞けばいいの!?」って意見が多くて、その時僕も端的な言葉では説明できなかったんですけど、あれは僕の遺書ですね。あの当時の僕の遺書。それをirohaくんが拾い上げてくれたから、今も僕は生きています) 電車の風景って好きなんですよねぇ。通勤中、余裕のある時はずーっと窓の外を眺めてたりします。炉心の歌詞はもう何というか衝動に任せて書いた部分が大半を占めるので、まぁそりゃ聞いた人もビックリするわな、という感じでしょうか
尺が足りないから伸ばしてくれ、とのリクエストを受け、3日の期間を貰って歌詞を書き上げた。遅筆の自分からすれば異例のスピードだが、それだけ筆が進んでいたということだろうか。結果的にこの作品が僕の代表作となった。タイトルは「炉心融解」という。
炉心な。制作当時の記憶を掘り起こすと、作詞kuma氏の歌詞単体の意味としては、全く救いの解釈は無いものとしてあったんだよな、確か。そこに歌詞からダイレクトに音をイメージしてアウトプットしたのが自分。曲として形が出来たものに救いを含ませたのがなぎみそさん。それぞれで在り方が違っていた。
この機に遠慮なく楽曲としての炉心融解についてお話すると、これは計画的に作り始めた楽曲ではなくて、作詞のkuma(alfred)(@kuma_alfred)が書いていた歌詞の原型に衝撃を受けて、音を付けたいと衝動的に思ったのがきっかけ。後に彼とは色々な曲を作っていますが、本当に凄いんだよ。彼の書く言葉は。
炉心超えのものを作らなきゃという呪縛のような泥沼に一時期ハマって本気で悶え苦しんだ事もあったけど、数年かかって何とか自分の中で折り合いはつけられて、炉心を超える曲を作らなきゃ…作らなきゃ…なんて事は無理に考えなくなった。クリエイターとしては、ダメなのかもしれないけど。
いつだったか誰かがコメントで、炉心の世界線での精神状態を払拭して社会人エンジョイ勢になったのがShirley!!のリンちゃん、みたいな事書いてたのを思い出して、それはそれでいいね…と思った。