VisionDevCamp Tokyoオンライン会場の検討
SharePlayを複数ホストすることで、勉強会やワークショップ、ハッカソンなどのコラボレーションワークを支援するためのツール。
お互いの空間ペルソナやコンテンツを表示し同じ体験を共有することができるSharePlayを使用すれば、遠隔地にいてもまるでオフラインかのように同じ空間を共有することが可能になる。
しかし、現状のFaceTimeでは最大でも33人までしか同時に参加することはできない。また、空間ペルソナで表示される人数は最大5人まで。
この問題を解決するため、複数のSharePlayをホストできるアプリケーションが必要であると考えている。
複数のSharePlayをホストすることができれば、幾つかの小さなグループに分かれてグループワークをしたり、ハッカソンやカンファレンス等の34人以上の比較的に大規模なイベントにも対応することが可能。
ホーム
https://scrapbox.io/files/672edd24b804c5c22c0aa410.png
予め作成されたスペースがホーム画面に表示される
この画面で自分が入りたいスペースを選んで共有体験を開始する。
スペース追加画面
https://scrapbox.io/files/672ede68a896ed4275e285a8.png
ここで必要なスペースの形態に応じてspatial Persona templateを設定する。
例えば、
LT発表や全体告知を行う際はSide-by-Sideで前面にスライドを表示したり、
アイデアソンを行う際はConversationalでホワイトボードに付箋を貼りながら議論したり、
お互いに向き合って机を囲んで作業をする際はSurroundを使用したり。
スペース詳細画面
https://scrapbox.io/files/672edd5a6a67fab0271d05d6.png
スペースに誰も参加していない状態においては、まだセッションが作成されていない
1人目がFaceTimeのリンクを貼り付けてグループに参加すると、新規セッションが作成される
ホストユーザがテキストエリアにFaceTimeのURLを貼り付けてグループを開始する
グループを開始するとSharePlayセッションが作成され、ホストユーザがセッションへ参加する
2人目以降は表示されているリンクをコピーしてFaceTimeに参加する
1人目のユーザが貼り付けたリンクをコピーしてFaceTimeにペーストする
FaceTimeの参加ウィンドウが表示され、既存のSharePlayセッションに参加する
2人以上がセッションに参加すると、セッションが確立する。
SharePlay体験のイメージ
https://scrapbox.io/files/672ee8895aadc1fb63330f9c.png
プロフィール
プロフィールやタイムラインなどの情報はNostrのリレーサーバーから取得することができる。
つくったは良いものの、Apple Japanの方に相談したところ「本来そういう大人数で使うためのものではない」と言われてしまった。
もっと家族やプライベートな関係間のコンテンツ同期で使うことを想定している
ただ、もし本当に会場として使うことになったら、準備でき次第つくったアプリのコードも公開しようと考えている
SharePlayに取り組んでいる日本の開発者は意外と少ない...
もしSharePlayの実装に興味ある人がいたら教えてください。yugo.icon