図工:たまごから生まれてくるものを想像して、たまごの模様や生まれたものを絵に表す
目標
たまごから生まれてくるものを想像して、たまごの模様や生まれたものを絵に表す。
概要
図工科の授業で行った「ふしぎなたまご」を、タブレット型 PC を用いてもう一度行うことで、図工科での学習内容を振り返り、コンピュータでの作画や彩色を楽しんだ。また、「タップしたらたまごから想像したものが孵化する」「たまごや孵化したものが動く」といったプログラムを組んで自分の描いた絵を動かすことで、プログラミングに慣れ親しみ、プログラミング的思考を育めるような授業を行った。
1.導入
ドローンや自動運転のバスが走る動画を鑑賞して、「こういう未来に向かってプログラミングを学ぶのだ」というイメージを持ってもらう。
2.展開
プロジェクタで全体にビスケットの使い方を伝える。たまごを実際に描いてみる。教室での図工の授業を思い出させて、彩色の注意点を伝えた。(1時間目)
プログラミングツールの「メガネ」の使い方を伝え、自分の描いたたまごを孵化させたり、たまごや孵化したものを動かして楽しんだ。(2時間目)
3.まとめ
「メガネで左から右に変わる」(プログラミングツールの使い方を振り返った)
成果と課題
成果:工夫してたまごや孵化したものを動かすことで、プログラミング的思考が育まれた。
課題:児童が作画に熱中しすぎた。「図工」として、もっと時間をとってあげるか、あるいは絵は簡単な物にして、プログラミングに焦点化するか、という部分を考えさせられた。
出典
小学校を中心としたプログラミング教育ポータルby未来の学びコンソーシアム